妊活中のしんどさは夫婦間のズレからはじまりだします。
妊活をしている間に感じる、どうしても赤ちゃんが欲しいという想いは女の人の方がずっと深刻です。
一方、男の人が思う妊活とかと赤ちゃんそ授ることへの重要性みたいな価値観とかもズレていることもあります。
ナーバスになってくると夫婦の価値観の違いみたいにも感じやすくなってしまいますよね。
妊活中のしんどさは体験した人でないと分からないところもあります。
妊活では、孤独感を感じやすくもなるのは、夫婦間の温度差、価値観のズレもあります。
日頃から、二人の価値観の方向性が同じになるように関わっていることで、こういった心のしんどさは軽減できる部分もあります。
妊活中のしんどんさは夫婦間のズレから
妊活をしている女性にとって、生理が来るというのはとっても落ち込む事になってしまうんです。
妊娠しなかった=子供を失うという喪失体験
流産をしたら授かった子供を失った悲しみが襲います。
そして、妊娠できなかったという事を証明する =生理が来る という事も同じような意味になっていきます。
でも、妊活スタート時から男性はそのように思う事ってないですよね。
男性は生理がありませんし、なにかも実際に経験したことがないから想像もできないかもしれません。
排卵?そのタイミングって?体が月経周期に合わせて気持ちも体調も変化する体でもないからイメージすらついていません。
妊活をスタートする段階から既に男性と女性とで想像できる事、感じることも全く違っているんです。
そもそもが違うところからスタートしているので仕方がないのですが・・・
妊娠できないことにデリケートになっていく女性にとっては男性の言葉一つ一つが夫婦間のズレのように感じてしまいます。
タイミングが義務的だとか、不妊治療をしたらその治療での苦痛もしんどいものではあります。
焦らなくていいは、理解されていないみたいでしんどい
妊娠とかは女性にとっては体の変化としてはっきりと感じますし、とても身近に感じられる一方、男性は生理もなければ妊娠もしませんのでまったく想像できない事。
妊娠できなかった。生理が来た。
そういったのを繰り返すと、女性はとっても不安になります。
不妊なのではないか…
このまま赤ちゃんができなかったらどうしよう…
治療とかも考えていくのだろうか…
でも、女性が不妊を心配していても、男性側はそれほどに思わない人が多いのが現状だと思います。
そのため、不妊なのでは?と思って相談しても、そのうちに授かるよとか。
焦らなくていいのでは?みたいなことを言われることも多いのではないでしょうか。
女の人は自分の不安な気持ちを理解してもらえなかったと思うと、夫婦のズレを感じ始めてしまいます。
私もそうでした。
・そんなに焦らなくていいんじゃない?
・そのうちできるよ
・授かりものだし
・あまり思い詰める方が良くないよ
こういった心配させないようにと気遣いのつもりで言ってくれる場合もあります。
ただ、女性の不安を理解して欲しい気持ちの方が大きいです。
アドバイスが欲しいというよりは、気持ちに寄り添って欲しいのが女!
焦らなくていいよといわれても、焦る気持ちにストップもできません。
生理が来た時には、夫にも聞いてもらおう
妊活中の女性にとっては、生理がきたというのは、ショック。
子供が出来なかった。
リセットしてしまって今までの事が無駄だったみたいに感じてしまう瞬間でもあるんです。
なので、泣かないでとか、そんなに落ち込むなよ。
みたいな言葉がけも嬉しいと思える人もいれば、気持ちを分かってもらえなかったという体験になる場合もあります。
あなたとの子供が欲しいのに、悲しまないなんて!と、子供への想いに夫婦間に温度差があるのを痛感する瞬間もあるかもしれません。
自分達の子供が欲しいのだから、同じ思いで頑張って欲しいとも思ってしまうものです。
夫婦だからわかり合っているもの!って思いたいからです。
妊活への情熱は同じまでいかなくてもいいから、せめて慰めたり、だまって受け止めてくれるだけで気持ちに楽になりますものね。
夫婦で二人三脚をしたいのに、自分だけだって思う気持ちがしんどさにつながってしまうんですよね。
そのため、あまり悲しみの姿を見せてはいけないと思ってしまうと、どんどん自分の気持ちに蓋をしがちにもなります。
妊娠できない事を悲しんではいけない。
この人に気持ちを打ち明けてはいけない。
打ち明けても、わかってもらえないと思うようになってしまいます。
近い距離にいる人ほど、分かり合えているものって思ってしまうじゃないですか。
逆に分かってもらえない事にイライラしてしまいます。
そういった事がきっかけで夫に対しても無理をして妊活をすることでストレスが溜まることもあります。
2人の溝を作らないように、いつもパートナーとは楽しく過ごしながらも、時には気持ちや状況を聞いてもらうような会話の時間を作っていきましょう。
不妊検査をしてみても…ある意味しんどい
検査や治療をすすめていったとしても、夫婦間のコミュニケーションの取り方ひとつでしんどくなってしまいます。
不妊の原因は何か検査してみて、原因不明だった場合は女性は悶々としますよね。
それでも引き続き病院へ行って治療をしたり家でも注射をしたり。
夫が知らないところでの通院の苦労や、そのためのだんどりなど仕事と治療との両立で気持ちの上でもしんどくなっている部分だってあるんです。
原因がわからないなら仕方ない。
体調が悪くなっていてもそれが薬の影響だとしたら仕方ないよね。
原因がわかっても、思うように結果がでないとか。
女性としては不妊治療中のつらさをわかっていて欲しいっていう気持ちの方が強くなるばかりです。
男性は問題を解決しようという考え方がとても強いです。
そのため会話とかでも、相談にのったら的確なアドバイスをしようって考える傾向が強いです。
問題解決型なんですね。
もちろん、精液検査とか男性不妊とかそういったものは男性にとっても凄くプレッシャーです。
女性からしたらそれくらいどうってことないじゃない!っていうぐらいの感覚でいます。
お互いがお互いの気持ちや立場になっていたわる言葉がけがないと、妊活はしんどくなってしまう一方です。
心にゆとりを持ったり、気持ちが安定していることで、自分の事を相手にうまく伝えることができます。
また、相手の事を推し量ろうというゆとりがあることでお互いの立場にたったコミュニケーションをとっていきましょう。
妊活で大事なのは思いやりの愛情が一番
男性の考え方と女性の考え方には随分違いがあることをはじめから知っていることで、夫婦関係を崩さずに問題を解決していく良い方向へむかいますよね。
夫に寄り添ってもらえていると思えるだけで女性は前向きになれます。
逆に気持ちがズレているとかかけ離れていると思うだけでそれだけでストレスが増してしまいます。
そういったストレスだって妊活には不利に働いてしまいますよね。
そういった気持ちのズレからしんどさを感じている時にムードのある性生活なんてとてもムリになってしまいます。
夫婦でお互いに支え合っている感覚が持てるコミュニケーションが出来たら、妊活というのでしんどさはそれほど強く感じることなく過ごしやすくなります。
支えられているという気持ちが妊活を頑張るモチベーションにもなるんです。
逆に頑張っているのは私だけで、夫は何も理解してくれないと思うと、もはやこの人の子供が欲しいのかすらわからないという感覚になってしまいますよね・・・。
夫婦関係がいい状態だとネガティブに感じる事を減らせます。
夫婦でお互い思いやり、理解し合おうとしながら、2人で共通の子供がいる未来を思い描きながら。
そして希望を持って、信じあって♡
夫婦関係を修復したり改善していくのにもコツはあります。