本日のブログ記事「診察」の続き。
「こうして、ここで受診している場合じゃない」
・・・・
「チリメンホームからの手紙は僕宛になっているけど・・・」
はい・・・・
「返書、いや、実質は診断書になるだろうけど、糖尿病専門医が書くことになると思います」
はい・・・
「すぐに検査が必要です。血液検査、X線、心電図の検査を受けてもらいます」
・・・・
「診察室前でお待ちください」
今回は薬をもらうだけの、ごく簡単な診察のはずだったが、急転直下の事態となった。
しばらく待つと、看護師さんが声をかけてくれて、検査に行くことになった。
検査を受けてから再び診察を受けたが、松本医師はさきほどの緊迫した表情から温和な表情に戻っていた。
「幸い、大幅に症状は改善しています。今日は、糖尿病専門医の診察は必要ありません。いつも通り、二ヶ月後の診察まで様子を見ましょう。ただし、油断せず、食生活には注意してください」
やれやれ、どうなることかと思った。
<つづく>