水原一平さん | 手話通訳者のブログ

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日刊スポーツ

 

 


上記からの抜粋

スポーツベッティング(賭博)などに精通する国際カジノ研究所の木曽崇所長は21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。

ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めた水原一平氏(39)が、違法ブックメーカーへの借金返済として大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金した疑惑で解雇となったことを受け、賭博に関するMLBのルール、今後の捜査の焦点などを動画で解説した。

木曽所長が前提としたのが、MLBが定める「ルール21」の存在。日本プロ野球の「野球協約」にあたり、その第21条にスポーツ賭博に関する禁止事項が記されている。選手、スタッフら球団関係者は基本、本拠地のある州が認める合法賭博は許可されている。一方で、<1>野球に関する賭博は禁止で発覚なら出場停止1年、<2>自軍チームへの賭博関与は永久追放、<3>違法賭博への関与はジャンルに関係なく完全NG、と厳格な禁止事項も記されている。<3>に関してはコミッショナー権限で、関与の度合いに応じてペナルティーを科せられる。

木曽所長が違和感を覚えたのは、水原氏の証言が「大谷が(借金を)肩代わりした」から、大谷側弁護士の「巨額の窃盗被害を受けた」との声明発表後に、「大谷は何も知らなかった」と翻った点。「証言が二転三転しており、何が本当なのか分からない」と首をひねりながら、「ここからは推論になりますが」と断った上で、個人的な見解を語った。
まず、「当初のコメントのままだと、大谷にリスクを及ぼすと(弁護士が)危惧したのでは、と私は想像しています」と話した。そして、水原氏の「野球には賭けていない」「違法とは知らなかった」という2つのコメントは、「MLBルールを意識した上で、彼が自分の身を守るため」と厳しい処分を免れるために、野球には関与してないことを強調したのではないかと推察した。

一方で、スポーツ賭博を認めないカリフォルニア州に本拠地を置く2球団で通訳をしていた立場上、「球団による、賭博に関するプログラムを受けいるはず。違法だと告知されないはずがない」と指摘。「違法だと知らなかったとするのは、少し無理があるかなと個人的には思います」と話した。

木曽所長はネバダ大学ラスベガス校でカジノ経営学を専攻するなど、日本では数少ないカジノの専門研究者。エンタテインメントビジネス総研客員研究員、日本ゲーミング協会代表理事なども務め、夜遊び、ギャンブル、エンタメ、観光などの専門情報をSNSなどから発信している。