特別な依頼 | 手話通訳者のブログ

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スバラ市コーディネーターからメールがきた。



たいし様
今度の土曜日なのですが、たいしさんご指名の手話通訳者派遣申込がきました。
朝9時からですが、ご都合はいかがでしょうか。
サウザンド県総合運動場
陸上競技大会
大会スタッフからのお知らせや招集アナウンスなどの通訳です。




「指名してくださっているなら、是非、担当させてください」と返信すると、すぐに再返信が来た。



たいし様
早速の返信ありがとうございます。
申請者は石川瑠璃子さんです。
お子様が出場されます。
よろしくお願いします。




やった!。
地区予選大会の時、石川さんが、
「県大会の時も通訳お願いしていいですか?」
と言ってくださっていた。
実は、地区予選大会の時、アホな失敗をしてしまった。
その失敗を許してくれただけでなく、俺を指名してくれるなんて・・・

約束の2時間前に到着。
今回は県大会。地区予選大会とは規模が違う。車で行くと、早く行っても、おそらく駐車場を確保できない。
今回は公共交通機関を利用した。
まず、会場の周りを歩いて一周。トイレの位置を確認しながら、会場を観察。会場の周りを一周するだけで30分かかった。
さすが県大会の会場だ。でけーな。

約束の15分前に正門に行くと、石川さんのご家族を発見。

こんにちは!
「たいしさん、こんにちは!今日もよろしくお願いします」
よろしくお願いします。一郎君、こんにちは!

一郎君は緊張した表情。そりゃそうだろう。
地区予選大会とは規模が違う。競技場も複数の会場で多くの競技が行われる。参加人数も関係者の数もすごい。

二郎君がにっこり笑って挨拶してくれた。
おっさん通訳者のアホな失敗を許してくれているようだ。いい子やな(笑)

「失敗って、どんな失敗したん?」と気になる方は、下記の記事を読んでや(笑)



<つづく>