手話講座2021上級編/第2回 | 手話通訳者のブログ

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講座の目的
ろう者と楽しく会話するために手話表現力を磨く。


注意事項
その1・・・これから手話の試験を受ける方は読まないでください。害になります。合格が遠くなります。
その2・・・とても良いコメントやメッセージをいただくので、いただいたコメントなどをそのままブログ記事に引用させていただくかもしれません。「それは困る!」という方はその旨コメント等に書いてください。


手話講座のルール
その1・・・ふーん、と読むこと。書いてあることを覚えようとしないこと。
その2・・・原則として、質問禁止(笑)


手話表現力を高めていくために必要なものは何か。
一言で言うなら、
「相手(ろう者)を知って自分を知る」
ことです。

一番の先生はろう者。
手話はろう者から学ぶべき。ただ、様々な事情があり、頻繁にろう者に会うことが難しい場合もあります。
では2番目の先生は誰?手話通訳者?違います。自分自身です。
鏡の前に立って、「驚いた」とか「びっくりした」と、手話で表してみましょう。
表情はどうですか?完璧?それなら、練習終了(笑)

どうもイマイチ・・・と思ったら、表情を工夫してみましょう。
目を大きく見開いて、もう一度、表現してみましょう。
自分で笑ってしまうぐらい、オーバーに表情を作ってみる。

手話表現力をつけるための練習で、大切なことがあります。
「単語」から離れること。
上記の「驚いた」とか「びっくりした」という表現に生きた表情をつけるためには、前後のつながりをイメージする必要があります。
具体的に、話したい相手を強くイメージする。
知り合いのろう者とか、前回通訳に行った時の相手のろう者を強くイメージする。
そして、会話をイメージする。何を話す?

「驚いた」のは何故? 何に驚いた?
手話表現に大切なのは前後のつながり。驚いた経緯、何に驚いたのか、によって表現そのものも変わってきます。

 

 

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