岡村靖幸さんの歌に励まされる50歳。 | koukou0916のブログ

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アラフィフ独身女。こども部屋おばさんだよ。

タイトルにも書きましたが、先々週の「SONGS」のゲストが岡村和義で録画していました。

年々、岡村靖幸さんの歌が良くなっていて、当時(私が中学・高校時代)のヒット曲を歌われるたび、

毎回、こんなに素晴らしかったっけ?などと、かなり長い期間、ひたすら反芻してうっとりしまうのです。

ライヴでは一度も行ったことがありませんし、CDも1枚も持っていない、だけどヒット曲や有名なのは

当時からしみついている世代なのです。

当時の岡村ちゃんはとてもチャーミングで妖艶で、刺さる歌詞を次から次へと量産する人でした。

特に好きだったのが「聖書」で、中学2年くらいだった気がする。ラジオにゲスト出演と名前が出ていて、

普通にしゃべる声が聴いてみたくて、こっそりラジオとイヤホンで聴いたりしてた。

リスナーへのクイズで、回答者が答えがわからず黙っていたときに、さりげなくヒントを勝手に与えてしまう、

そんなお洒落で優しい人な印象を、SONGSで見る度にアップロードされていきます。

 

岡村靖幸さんと斉藤和義さんで岡村和義。

こんなユニットを作られていたことすら、この番組を見るまで知りませんでした。

ライヴツアーもあるようで、来週は名古屋です。行きませんけど。

 

とにかく、ロングシュートの歌が沁みた。とんでもなく。

それはきっと、映画「ハピネス」を観て、若い(?)気持ちというか、好きなことを大切にしたいという、

強いメッセージテーマのある作品に、心底、心揺さぶられていたからなのかもしれないけど。

この映画は青春映画とは異なるし、悲劇とも違う。大好きは自分の意志で、変えられないこと。

それを残された7日間で、見事に振り切れたユマちゃんと、一緒にいたいと強く動いてくれた

恋人のユキオ君、そして周りすら飲み込んでしまう意志の強さ。本当にユマちゃんが素敵過ぎた。

そしてユキオ君!私も出会いたいと思った。映画の初っ端で「大好きだよ」と言う一言で、

おばさんは一気に涙がこぼれた。ハピネスはそういう次元の話。

一生かかっても出会えない人も多い中、出会えた奇跡がハピネスなんだと思っています。

 

普通に街を歩いている学生服を着たカップルを目にすると、そういう二人だと良いなと思っていた。

付き合ったり、別れたりが平気な時代なのかもしれないけど、私はこういう純愛を信じてしまっている。

そして、それに向き合いきれない情けない人間で、こうして50歳のおばさんになってしまった。

職場や趣味とか、男性を見る機会はとても多かったと思う。でも、出会えなかったのだ。

ユキオ君のお姉さんと同じかもしれない。子供の頃から中学にかけては不遇の時代だった。

今にして思えば、MBTIでもINTJーAだし、エニアグラムもぶっちぎりの5だし、

人と群れず、団体行動が嫌いで、要領や効率の悪さに腹を立てたり、先生にでも立ち向かう子供だった。

だから嫌われていたし、変な子扱いを社会人になっても受け続けてきた。

子供の頃にMBTIとか知っていたら、多少は戦略的に生きていけたのではとも思うけど、

きっと同じように、こんな感じで働いていたと思う。派遣社員という働き方があって良かった。

 

ずるずると書き進めてしまった。

明日は「トノバン」を観に行く。加藤和彦さんのドキュメンタリー作品であります。

私は中学生のときに加藤和彦さんの素敵さに気づいたバカ者だ。

高校生のときにはすでにヨーロッパ三部作を中古CDで保有しておりました。

免許を取得して運転しながらかけるBGMは、ずっと「パパ・ヘミングウェイ」でした。

ネットとか無い時代だから、一緒に聴いて喜べる友達はいませんでした。

50歳の私へのプレゼントのような映画でございます。

明日はNHKホールで購入した、フォーククルセダーズの黒ポロシャツを着て参ります。

 

なんだかな、ソワソワする。楽しみ過ぎる。泣きそう!

では、また来週。