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北欧好きのシンプルライフ
~大好きなお家~
元片付けられなかったパート主婦
こうき光子と申します
夫と子供2人の4人家族
収入は子育て共働き世帯平均以下
片付けられず物に囲まれた過去を払拭し
すっきり暮らしに近付きたいです
マリメッコ・ARABIA大好き
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をモットーに
生活の工夫・片付けられなかった過去
お気に入りの北欧雑貨・インテリア
お金の話・節約のことなど執筆中
強くてアレルギーにも優しい
k10が大好きです
スパセでこれを検討してます✨
私が初めて飼った動物のペットは
真っ白のメチャ可愛い
子うさぎでした
←この絵文字可愛い!!

昔、小学校で飼育していたうさぎが
あかちゃんを産んだので
お兄ちゃんが、夏休みの直前に
1匹もらって帰ってきたのでした

箱を覗くと
まるっこい白うさぎ

夢みたいでした

もう、ほんっとに
めっちゃくちゃ可愛いんですよ

コロンコロンとしていて
まっしろけで

お目目がクルクルしてて
たまらない愛くるしさの
子うさぎさんだったんです
母は、アドリブで持ち帰った兄に
渋々(笑)飼っていいと言ってくれました
その日から
わたしの生活は断然楽しくなりました

だって、こーんなに可愛い白うさぎが
わたしの家にいるんだもの

当時、うさぎは寂しがりやだから
1人になると死ぬと聞いて
めちゃくちゃ焦って
ゲージの中にわたしの似顔絵を描いて貼ったりしていました
6月に生まれたこのうさぎは
「じゅん」と名付けられました
コロンコロンと可愛くて
我が家でも大人気のじゅんちゃん
こんな顔してた♡
特に可愛くてたまらなかったのが
よくゴミ箱に入って
スイカの残りを食べて
出てきたら口周りが赤くなってたこと(笑)
ほんっとうに可愛くて
たまらなかったです
そんな可愛くて可愛くて大好きなじゅんちゃん
ある日突然
お別れすることになりました
じゅんちゃんがきた夏休み
8月半ば
お盆は毎年、母の実家の九州に里帰りするので
その間、父の実家のおじいちゃんにうさぎさんを預けました
わたしは九州のいとこと、たくさん遊び
海へ行ったり、お祭りへ行ったり
とっても楽しかったのですが
常にじゅんちゃん
のことを考えていました

早くじゅんちゃんに会いたいな♡
と

1週間ほど滞在して
家に帰った時
父からこう告げられました
「うさぎ、穴掘って逃げよってんて」
えええええ

穴掘って逃げるって
逃げたの?じゅんちゃんが!?
なんでよぉー!!!(泣)
その日すぐに父の実家へ行き
じゅんを探しました
父の実家は田舎で
山ばっかりのところ
よく登っていた山も探し
お墓も探したし
お宮さんも探したし
畑や田んぼも探したし
ビニールハウスの中も
用水路の中や草むらなど
私が行ける範囲のところを探しましたが
結局見つかりませんでした
すごく落ち込んだんですが
おじいちゃんがうさぎを逃してしまったことを、すまなそうにしていたし
(私はお爺ちゃんが大好きでした❤️)
泣いて泣いて泣き疲れるくらい泣いて
「またそのうち出てくるよ」
という親の慰めを間に受け
なんとかその場では諦めたのですが
何かあるたびに、うさぎを探す癖がついた私
車に乗っていても
じゅんがいないか探していました
草むらや山っぽいところを見かけると
やっぱり探してしまうんです
最終的には2度と会うことはなかったのですが
今でも当時、はやった歌を聞くと
勝手にうさぎを探し続けたあの時の気持ちが蘇って
目頭が熱くなるんです

いやぁ
凄いですね、人間の記憶って!
じゅんちゃんの写真は
一枚も残っていないんです
当時はデジカメも携帯カメラもなく
撮影することが少なかったのもありましたし
じゅんちゃんとは3週間ほどしか過ごせなかったからなんですが
そんなじゅんちゃんが
私に唯一のこしたもの。。。
一度だけ私を噛んだことがありました
左の手のひら
ここを噛まれたの
今でもすごくよく覚えています
じゅんが私の手を追いかけるので
ぐるぐるかき混ぜて遊んでいたら
最後に飛び跳ねてガブッとやられました(笑)
めっちゃ血が出てびっくりしました
じゅんちゃんをおちょくったから
悪いのは私なんです
(笑)

今はこの傷だけが
じゅんちゃんと過ごした思い出になっています
この傷、最初はすごく凹んでいたのですが
年々薄くなっていくんです
なんとなく「消えないで〜」なんて思っちゃう
私の大好きだったうさぎさんとの
ささやかな思い出になっています

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