国名:大英帝国
発行年:1958年(昭和33年)
発行枚数:推定10枚前後
品位:白銅
重さ:2.83g
特徴:VIPプルーフ
本日は令和6年6月6日木曜日☆
6が3つでミロクの日ですね♪
昨年それに気付いてじゃあじゃあ何か6ペンスコインを見繕ってブログ書かなきゃ!!って思い立って早1年です。何とか間に合いました。良いの見繕えました66グレードの6ペンス♪
こちら今は亡き女王陛下の第1肖像を描いた6ペンスコインです。
6ペンスとは・・・イギリスの童謡マザーグースにも出てくるコインで、花嫁に幸福な結婚を届ける祈りのコインなんだそうです。
そんな面白い逸話がある小さくて集めやすいコインなので個人的に収集対象にしておりました。最近ではイギリスの有名なロックバンド『クイーン』のギタリストに憧れて、6ペンスコインをギターのピックに使う人が増えてるんだとか。色々新たな逸話が生まれてますよね6ペンス。
この度5月の泰星オークションで入手しました。こちら『VIPプルーフ仕様』のコインとなっているので私が今まで集めてきた6ペンスの中で一番高価なモノとなります。小さいコインなのにお値段は全然小さくなかったですね(汗)
VIPプルーフとは・・・イギリスでは王室から選ばれた偉い人達にだけ贈呈される特殊コインが数枚だけ作成される事があります。基本的に一般人が初動で入手する事は全く持って不可能。文字通りVIPにしか配られない特別綺麗に刻印されたコインになります。
1958年銘のVIPプルーフは発行枚数が推定10枚前後しかないらしく、エリザベス女王コインの中でもトップクラスの超希少貨として位置付けられてます。AWによるとⓇⓇⓇ表記。他のコイン商ではR4やR5評価が付けられる事もあるんだとか。
私も今までエリザベス女王のVIPプルーフはいつか入手したい1枚と思って来ました。しかし相場が高く、なかなか手に入らなかったんですよね。特に1960年銘のVIPプルーフクラウン貨がオークションでよく出品されてるのでその度に注目して狙ってたんですが、全く歯が立たない価格帯でいつも落札されてました。
この度自分の収集ジャンルである6ペンスのコインでVIPプルーフの個体が初めてオークションに登場したので熱くなりましたよ!結果的に何とか手の届く範囲に収まってくれたのでホント良かったです。
入札に際し、相場を調べておりましたら直近今年2024年4月のAWにも同じRyeCollectionラベルと表記された3ペンスバージョンのVIPプルーフ貨が出品されておりました。お値段ナント!!135万円で決着です!!ハンパなかったです。なので泰星では一体いくらになるんだとドキドキしてましたよ。AWと同じぐらい伸びてたら流石に手が出ないところでした。運が良かったです。
5月の泰星には1958年銘のVIPプルーフが計5種類が出品されています。
・6ペンス白銅貨
・1シリング白銅貨2種類
・1フローリン白銅貨
・1/2クラウン白銅貨
調べるとRyeCollectionラベルの1958年銘VIPプルーフは他に、
・1/2ペニー青銅貨
・3ペンス黄銅貨
・1ソブリン金貨
これだけあって、全部合わせて計8種類があるみたいです。
たぶんこの8種類が1つのケースに収められてVIP達に配られたのでしょうね。
その中の6ペンスだけでも手に入って歓喜です♪
ご覧頂きました通りお写真多目に今回掲載して来ましたがやっぱりこのコイン質が違います。リムまで凄い切り立ってて表面加工もメラメラって言うかそんなプルーフ感しててもうなんか表現するのも難しいです(笑)見てもらうのが早いって言うか、改めて凄いですねVIPプルーフのクオリティ★
エリザベス女王のコインは次の時代に必ず主役級の収集ジャンルになると思われますのでそうなる前に何とか欲しい銘柄を優先的に入手しておきたいと思ってます。同時代を生きさせてもらったエリザベス女王。個人的に女王のVIPプルーフはどうしても確保しときたい1枚でしたのでこのタイミングで手に入ってホント良かった。将来が楽しみな1枚となりました♪
そんな事を思う令和6年6月6日大安吉日で御座います★