さとやんですニコニコ


昭和の自宅に帰ってくる
娘の家は新しくて何もかもが
最新でキレイだけど
どうも落ち着かない

娘から色々なモノの使い方の
説明を受けながら家事を手伝う


ムコ殿が夜勤の日は私が
お泊まりする事になっている

3時間おきの授乳だけど
2時間ほどすると手が
ハタハタと動き出す
娘は搾乳、私はミルクの準備

ミルクを飲ますと
ウンチをブリブリとする

そして理由もわからず泣く
まるで全身でこの世界を
感じとっているかのように
バタバタと手足を動かして
大きな声で泣く


娘が赤ちゃんだった頃を
思い出しながら
朝まで抱いてリビングを
行ったり来たり…
とても眠ってはいられない


結局、一睡もせずに
朝6時半に家に帰り仕事の
準備をして朝ドラを見て
少しずつ日常に巻き戻していく








小さくて大きい
小さくて重い
腕の中にすっぽり収まっている
小さな体からは生きる力が
溢れていてる

そこに居るだけで周りを
幸せにしてくれて
疲れているのに働く意欲が
フツフツと湧き上がってくる


でも…友人にも職場の人にも
スマホの中の孫の写真を
見せる事も話しをする事も
ないだろう

人の孫の話しや写真は
他人には面白くも何ともない


それに気づかない悲劇だけは
避けたいと思う。




お陰様ですくすく成長中ぐすん