さとやんですニコニコ


早いもので師走に入り
なにやかやと気ぜわしくして
いると…

「誰かのために作るご飯は
楽しいけど自分ひとりの
ご飯作るんは面倒くさいわ〜
何を食べても美味しくないわ」
と大きなため息をつく母

そのためにいつも母の家で
遅めの夕食をとるように
しているではないか…
娘の食事を作ってから
自分の食事は母の家で食べる
日々はホンマしんどかった

娘の食事を作らなくなった今
週2日だけど自分の食べたい
物を自分で作って食べるよう
にしている
これがなかなか楽しい!


スーパーをブラブラしていると「手羽先」に目がいく
塩コショウして焼く?
ご飯と食べるには
やっぱ甘辛煮やろ〜

おお!イカそうめんやん!
アツアツご飯に乗せて
生姜とダシ醤油で食べたら
美味しいやろなあ〜
ポン酢でもええなあ


手羽先もイカそうめんも
娘は食べない

知らないうちに自分の欲求を
おさえて料理していたのかも
しれない


栄養を考えながら
娘の好きなものを
娘の好きな味付けでつくる
もちろん美味しそうに食べる
娘の顔を見ると嬉しくて
もっと美味しいものを作って
あげたいと思った


でも自分の好きな食材を選び
自分の好きな味付けにして
自分の食べたい物を
その日の気分や体調に合わせ
自由に決める
もう誰に気兼ねする事もない
自分のためだけに作る料理だ

「ご飯はみんなで食べた方が
おいしいね!」

そうだろうか?
私は小学生のころ遠足へ行って
人の居ないところにシートを
敷いて1人コッソリお弁当を
食べる変わった子供だった


家族や親しい友人と一緒に
食べるご飯はもちろん楽しい

でも、ひとりで食べるご飯も
また違った魅力がある
ひとりだからこそ食事に
集中する事ができて
ゆっくりと味わえる


毎日バタバタしている私に
とって、仕事や用事などから
少し距離を置いて
ほんの束の間だけど
ホッとひと息つく
リフレッシュタイムでもある


おひとり様の食卓もなかなか
悪くない
「孤独のグルメ」みたいで
楽しいじゃないか


お月さまもどこか寒そうな
こんな夜は…




ひとり鍋もええなあニヤリ