草露白(くさのつゆしろし)とは七十二候の白露の初候で、
9月8日から12日頃までを言い、草に降りた露が白く光ると
いう意味です。
この頃になると、日差しもやわらかくなり、朝夕も大気が
肌寒く感じられるようになるはずですが、日中はまだ真夏
の日差しのように太陽が照り付けます。
この暑さは10月ごろまで続くと天気予報が言っていました。
露は朝晩の気温が下がる日によく見られ、風と雲がない晴れた
日に「放射冷却」という現象によって発生します。
一日のうち最も気温の下がる明け方になると、大気が冷え込み
草の葉に降りた朝露が白く光って見えるということです。
草露白の「白し」とは「ありがたいもの」につながる言葉だ
そうです。
この時期、稲がたわわに実り首をもたげています。
スーパーの店先に、ブドウやナシが並んでいます。クリも
先日並んでいました。まだまだ暑いですが、食欲の秋を
満喫したいものですね。