天からこの地上に降り立った神、もしくはその子孫の神々を
総称して「天津神(あまつかみ)」と言います。
中でも「別天津神」(ことあまつかみ)と呼ばれる5神格は、
宇宙を創造した古き神々で、神の中の神と言えます。
次の7代イザナギ、イザナミまでが「神代七代」(かみのよ
ななよ)と呼ばれる高天原の神々です。イザナギ、イザナミ
は、地上に降りたち神々を生み出した「国生みの神」です。
2神は天照大神を始め多くの神々を生みましたがここまでが
「天津神」と呼ばれる神々です。
「天津神」に対し、もともとの土着の神が「国津神」です。
建御名方神(たけみなかたのかみ)、大国主命(おおくにぬ
しのみこと)が代表的な「国津神」です。
この「天津神」「国津神」を合わせて「天神地祗」(てんじ
んちぎ)と呼び神道の中心神たちであります。