家の中の神々! | 皇后八幡神社のブログ

皇后八幡神社のブログ

広島県三原市須波西にある「皇后八幡神社(こうごうはちまんじんじゃ)」のブログです。

古くから人が住む家には神様も一緒に住むといわれてきました。

 

人が家を出入りするのと同様に、神様も家の中を出入りする。

 

家が衰退すると、家の中の神様もどこかに行くとされていました

 

家の中の神様は様々な場所にいます。玄関にいる神様は門口

 

(かどぐち)の神と呼ばれます。外から悪霊が侵入しないよう

 

に守っています。家の中で火を扱う場所には竈(かまど)の神

 

が祀られます。火伏(ひぶせ)の神だけでなく、家の守り神

 

とされます。台所は、食物を扱う重要な場所であるので、恵比寿

 

や大黒などや荒神様が祀られます。厠(かわや)の神は出産と

 

深い関係があり、女性は便所掃除をすると、子に恵まれると

 

いわれてきました。家屋敷を守る屋敷神は、小さな祠を置いて

 

稲荷の神を祀ることが多いです。