昔、友達と話しているとよく言われたこと。
「君と話していると頭がおかしくなるよ」
「何言ってるかわかんない」
「真面目腐って」
私にとって普通だと思っていたこと。
でも、他の人は普通じゃなかった。
真面目に相手のことを考えていっているはずだったのに、
全部見当違い。
本に書かれているから正しい。
ネットに載っているから正しい。
偉い人が言っているから正しい。
自分から見て凄いと思った人の話は全て正しかった。
でも、
みんなそんな話はどうでもいい。
「お前はどう思うんだ」
それが聴きたいだけ。
私は、
何もわからなかった。
だから、全て証明するように話した。
偉い先生のように。
バカにされたくなかったから、
難しい本をわけもわからなくても読んでいた。
頭にさっぱり入ってこなくても。
見てくれは、
カッコよく見える。
でも、
やってることは、トンチンカン。
何もわからないんだから。
知識にもならなかった。
意地を張ることで精一杯で、
本に集中できないから。
そんな生活をしていたら、
冗談を言うことがおかしい話に思えてきた。
冗談は全て自分を馬鹿にしている話に聞こえて、
ジョークはバカがすることだと思うようになっていた。
自分の楽しいは全て、
情報が正しいことを理解することが楽しいになっていた。
そんなときの自分は、
ここに生きていることがおかしいと思っていた。
それから人付き合いの勉強をし始めて3年、
職場の先輩の冗談に乗ってみた。
理由は、
相手のことを知りたかったから。
相手の乗りと自分のノリを合わせてみる。
先輩は嬉しそうに話をしてくれた。
真面目腐っていたら、
絶対に出てこない反応だった。
そこで初めて、
人は冗談を言って明るくする生き物なんだなと知った。
真面目な話ばかりは、
人を暗くすることもある。
必要だけど、
毎日になると心が暗くなる。
真面目もほどほど、
強弱があるから生きていけるもの。
バカも真面目もどちらともできるから、
人は生きていける。
真面目真面目で辛い時は、
真面目からバカを理解した人と話すると
気付きが得られやすい。
むしろ、そういう人に相談すれば、
人生が変わっていくのである。
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