ゲーム依存症で治療や良くする方法をあげることはいたって簡単ですので、逆に依存症になる方法を紹介いたします。
1.まず、ゲームを始めます。
ここで重要になるのは、自分のコンプレックスになる領域であること。
人間関係で、
人と比較する人であれば、格闘ゲーム
彼氏彼女ができないのであれば、恋愛シミュレーション系のアドベンチャーゲーム
集団で一緒に何かをしたいのであれば、アクションゲーム及びRPG
ひとりで籠って遊びたいときは、シミュレーションか、カード式のコンボ要素のあるゲーム
これらはごく一部です。
2.チュートリアルを進めます。
チュートリアルというものは、ゲームに慣れていただくために用意された練習モードになります。
ここから、課金へ導くポイント制への訓練が始まります。
初めに、課金用のポイントを無料で提供されます。
何も知識のないプレイヤーは無料ですので、使いたい限り使いこんでしまいます。
多くは、ポイントガチャになります。
すると、欲しいアイテムやキャラクター(希少価値の高く能力が桁違いのもの)の入手にポイントガチャが必要になり、強い相手と戦うためにはガチャが必須になってきます。
そして、チュートリアルでキャラクターの成長と共に愛着がわいてしまい、ゲームと心の一体感を作り出してしまいます。
ガチャや登場キャラクターへの愛情の刷り込みが完了します。
3.フレンド機能を活用します。
フレンド機能とは、同じようにゲームをプレイしている人とコミュニケーションを取るための連絡ポイントを作ることです。
昔でいう、電話番号交換です。
簡単な流れは、気に入った人がいれば、フレンド申請のボタンを押します。
相手からの反応を待ちます(1日以上かかるときもあります)
相手のフレンド申請の許可が下ります。
フレンドとして交流が簡易化されます。
ここまでくれば、ゲームによっては一緒に遊んだ後、一報チャットが届いたりします。
私は対戦ゲームで、
「対戦ありがとうございました。また、一緒に戦いましょうね♪」
と一報届いたとき、同じように遊んでいる人がいるから嬉しく思いました。
ここまでくると、友達がゲーム内にできることとなりますので、寂しくなればゲームを起動すれば、時間さえあれば逢えます。
日常生活の孤独の解放へ向かうのです。
4.フレンドと遊びます。
フレンドと遊ぶと次第に、ゲーム操作の技術の向上を目指したくなってきます。
それはシステム面の解析だったり、遊び方だったり、アバター作成だったりします。
熱中してしまう要素は人それぞれですが、ゲームの環境を自分流に理解し、改良することで、自宅と同じような居心地の良さを覚えます。
そして、フレンドも友達に触発されて、ゲーム環境の改良を始めます。
会話は無くても心の中では、
自分:「おれ、こんなキャラクターを作ったぜ」
フレンド:「俺はこんな奴だぜ」
という具合なキャラクター表示によるコミュニケーションです。
もう、同じ集団として成立します。
5.食事を自分の体に合わせます。
ゲームをしていると興奮してきて、お腹が減らなくなってきます。
ドーパミンとアドレナリンの働きで、胃の活動が鈍くなります。
ゲーム中、ほとんど使っているのは手のひらと指ですので、関連する大胸筋は硬くなり、背骨の筋肉が胸のほうへ押し込むような感覚が残ります。
この時、欲望に素直になってゲームを続けると、胃痛や食欲不振を伴う身体異常を体験できるようになります。
ゲームと一体化し始めている傾向です。
ゲームに向かって独り言を話していることもしばしば起きます。
この段階では、食事を摂ることが必要なくなってきます。
お腹があまり減らなくなるのです。
減食ダイエットになりますが、顔の筋肉が落ちてきて見た目は貧相になります。
6.外出の低下が起きます。
ここまでくれば、依存症一歩手前です。
外出するのが億劫になり、体がだるくて動きたくなくなります。
部屋に籠って同じ作業をしていることが当たり前になるのです。
そして、会話するとき話ことばが単語だけに変わったり、詳しい内容を説明しながら話せなくなってきます。
もう、会話が面倒くさいのです。
頭も何故か重い感じがします。
肩が凝り、ゲームで無駄に固まった筋肉が、血流を圧迫し、まともな思考を奪います。
7.寝ながらのゲームをしたくなります。
ここまでくると、動くことがもう嫌になり、ゲームして眠いから寝るを繰り返せます。
ゲームの中で自分を活躍させることが出来てしまいます。
あとは、自分が決めたスケジュール通りゲームを進めるだけ。
ゲームしている最中、暇な時に動画を見るなんて、最高にいい時間つぶしになります。
そして、心の何処かでは、
「俺、このままでいいのだろうか」
と思っています。
ええ、この気持ちがある限り、ゲームに依存していられます。
焦りがあるから、ゲームで焦りを忘れさせられるのです。
パチンコと同じように、ゲームの中にあなたの心の鬱憤を解消するところになります。
素晴らしいパラダイスです。
ゲームの仲間のために情報収集を行い、ゲームの環境を変える。
立派な役割が出来てしまいます。
あとは、繰り返すのみ。
人間関係は、ゲームの中で作れますので、外に出る必要がないのです。
ゲームの待機時間が少しのストレスを上げ、プレイ開始とともにストレスが解消されます。
ゲーム内の話題でフレンドと仲良くチャットや会話ができます。
まさに、桃源郷です。
以上が、私が経験したゲーム依存症へなる為の手順を箇条書き程度にまとめたものでした。
私は格闘ゲームが好きですので、それに従った書き方になってしまいました。
依存症を、一度経験をすれば、治すことは交流関係を変えるより他なくなってきます。
ゲーム内の人間は、同じ仲間であっても、ゲームを使わせる要因でしかないのです。
個人的な主観ですが、メーカー側がアバターシステム(自分の代わりに世界を動いてくれる改変型の登場人物)を採用し、服装や技、身体の変化を作るのは、改変用の素材をプレイヤー側に使わせて、ランダム要素を生み出させる手段に見えて仕方ありません。
だからこそ、他人の成り行きを見て楽しむことが出来るものと感じます。
ゲーム依存症を経験し、どうして起きているか自分の体を通してわかり、どうやって脱却できるか理解できる人はどれほど存在しているでしょうか。
体や精神を改善するだけではだめ。
ただの禁止だけでもだめ。
困ったときは、カウンセリングをお勧めします。
読んでくださってありがとうございます
本日も皆様に良い一日を
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ドーパミン説だけでは済まない、個人の本質の持つ楽しみを理解できない限り、一生治せないものなのです。