萌えっ子フリーきっぷを利用して、沿岸バスの幌延留萌線に乗車。
日本海オロロンラインを北上し、出発から3時間45分後の13:15に豊富町のふれあいセンター前ってバス停で降りました。
こちらがふれあいセンター。この中には何があるかと言いますと~~~~
そう、ここには温泉があるんです\(^O^)/
途中、苫前町にも羽幌町にも初山別村にも天塩町にも温泉施設はあったのですが、それらはすべてスルーして終点間際の一番遠い豊富温泉までやってきちゃいました
2日間使えるフリーきっぷがあったので、どうせなら遠くまで行こうってことと、もうひとつ豊富温泉に来たかった理由があるのですが、それは後ほどm(_ _)m
さて、次のバスがやってくるのが14:51。約1時間半待ち時間があります。
長旅の疲れを癒すためにそのまま温泉に入りに行っても良かったのですが、ずっとバスに揺られていただけで留萌の駅そば以来何も食べていなかったので、先に昼食を頂くことに
ふれあいセンター内の食堂が13:30ラストオーダー14:00閉店だったこともあり、風呂を優先してたら食べれないところでした
写真はお風呂あがってから撮ったものですが、こちらがふれあいセンターの食堂。
食堂があるのはわかっていたのですが、何が食べれるのかわからない状態でやってきたので、食券売り場の前でメニューを見ているとめっちゃ心惹かれるメニューを発見し、ほぼ即決でその食券を購入( ̄∀ ̄*)☆
私が注文したものとは・・・・・
もちろん、ざるそば
・・・・・の上の、
えぞ鹿ジンギスカン(ライス付き)990円でした
初日夜に札幌で生ラムのジンギスカン、
5日目夜に滝川で味付けラムのジンギスカン
を食べていたので、これでこの旅3回目のジンギスカン
でも、今回は羊ではなく鹿しかも、えぞ鹿
肉の種類としても、5日目に食べつくした、豚⇒牛⇒鶏⇒羊に続き新たな5種類目の肉となりました
写真見てもらったらわかりますが、ジビエ感たっぷりの見た目です
早速、こちらのジンギスカン鍋でいただくこととしましょう( ̄¬ ̄)♪
てか、ジンギスカン鍋も、これまでのものとはちょっと変わった感じの鉄板です
作り方が書いてあったのですが、周りに水を入れてそこに野菜を投入。
肉は真ん中で焼くというやり方だそう。
そのやり方通り作ってみると、こんな感じにw
ジンギスカンでも、いろんな作り方や鍋の種類があるんですねぇ。。。φ(..)メモメモ
そうこうしているうちに焼きあがってきました、えぞ鹿ちゃんが
これがけっこう旨かった
臭みもほとんどなく、柔らかくてけっこうジューシー。
鹿肉ってパサついてるイメージあったんですがそんなこともなく。特製タレとの相性もばっちりで、ご飯が進む進む(* ̄0 ̄)●ゞパクッ!
鹿肉は、低カロリーで資質やコレステロールも低いヘルシーなお肉なんですよ
一緒についていたソーセージもかなり美味しかったです
下調べもしていなかったし、田舎の温泉施設の名もなき食堂だったのであまり期待はせずに注文しましたが、そこそこレベル高くてびっくり
思わぬ場所で絶品グルメと出会えてよかったです
えぞ鹿ジンギスカンを食べ終えたのが13:50頃。帰りのバスの時間もあるので、そのまま温泉へと向かいました
こちらが入口付近。この通路を奥へと進み、温泉へと向かいます。
平日の昼間だったんですがそれなりにほかのお客さんもいてて、意外と人気あるのが伺えました。
それでも、混んでて入りづらかったって程でもなく、ほど良い人数って感じ^^
他のお客さんもいてたので、温泉の写真とかはありませんm(_ _)m
さて、この豊富温泉。かなり珍しい温泉ってことでけっこう有名なんです。
昔々、石油の掘削をしていた時に湧出した温泉で、油分を含んだ石油臭のする温泉
実は以前にも来たことがあって、乗ってきたバスが豊富駅まで行くんやからせっかくなので久々に訪れてみようということで、一番遠い温泉までやってきたという訳なんです^^
音威子府そばを食べた時にもリンクをはったこちらの記事。2009年6月に訪れているのでちょうど13年前
入ったのも、この時と同じふれあいセンター( ̄□ ̄;)!!
同じ施設ですが、前回は誰でも入れる一般浴場って方に入ったので、今回は湯治客がゆっくり長く入れるように少し温泉の温度を下げている、湯治客用って方に入ってみました
入った感想・・・・・やっぱり石油臭い
ほのかに香るってのではなく、ガソリンスタンドにいてるのと同じくらいめっちゃ石油のにおいがします
温泉にも油分が含まれているせいか、肌にもずっしりとのしかかってくるような感じ。
でも、この成分のおかげで保温保湿力がめっちゃ高くて、少し温度が低めでも体の芯までしっかりと温められて後までポカポカしていたし、油分が含まれてると言ってもべたべたはしてなくてお肌もしっとり
さらに、以前から色んな病に効くと言われてて湯治客も多いのですが、近年アトピー性皮膚炎をはじめとした皮膚疾患にも効能があるということがわかり、湯治に来られる人が増えているそうです。
においが気になる人にとっては苦痛かもですが、温泉そのものはめっちゃいい温泉で、お肌にも効果抜群なので、気になる方は是非一度訪れてみてください
露天風呂とかやったら、もう少しにおいもマシなんでしょうけどね^^;
私も、ずっと入り続けてると鼻がマヒしてしまいそうだったので、10分くらい入って少し脱衣所に出て休憩してまた10分ぐらい入ってを繰り返してましたw
身体がポカポカ状態のまま着替えて、再び食堂のある場所に戻ってきたのが14:40頃。
ここで、豊富町でもひとつ有名な豊富牛乳を風呂上りに飲もうと思っていたのですが、なんと現在入荷していないとの張り紙がΣ('□'*('□'*('□'*
品薄やったのかコロナが影響しているのかなにかはわかりませんでしたが、張り紙を撮るのも忘れるくらいショック
のどは乾いていたので、とりあえずほかの飲み物を買って、外はまだ雨が降りしきっている状態だったので、ふれあいセンターの中で帰りのバスを待っていましたm(_ _)m
そうしていると、定刻の14:51にバスが到着
ここから豊富駅方面に向かうのではなく、留萌へと戻っていきます。
やってきたのは、行きにここまで乗ってきたのと同じ車両のバス
終点豊富駅まで行って、同じバスが折り返してきたってことです
折り返しのバスから4人ほど降りてきて、ここから乗車は私ともう一人。
車内にもまあまあ乗客がいてる状態でバスは出発。
同じバスで同じ道をそのまま戻っていきましょう
ところで、前日6日目に音威子府に訪れた時に、音威子府が最遠到達地点になるはずだったと書いていたのを覚えてらっしゃるでしょうか
後での大どんでん返しは、天売焼尻に行けなくなり急遽豊富温泉に行くことになったこのことで、ぐるっと迂回した形になりましたが、音威子府よりさらに北にある豊富温泉ふれあいセンターがこの旅での最遠到達地点となりました
ほんまに、旅では何が起こるかわからないし、それがまた楽しみなんですけどね(’-’*)エヘ♪
さて、帰りも幌延深地層研究センター前で一旦運賃精算
私はもちろん萌えっ子フリー切符を見せるだけ
運賃を支払っている人、定期っぽいものを見せてる人など様々でしたが、旅人っぽい人は見当たらなかったので、萌えっ子を見せてる人は私だけでした
幌延駅を過ぎてしばらくすると見えてくるのが、
北緯45度通過点。雨粒で全く何書いてるかわからないですが、ここが北半球のちょうど中間地点です^^
天塩町の中心部を過ぎてまた日本海岸沿いに出ると、海とは反対側には広大な牧草地が広がってきます。
こちらは、遠別町に入って道の駅えんべつ富士見。
雨でしたが、観光バスが一台停まっていました。
遠別町と初山別村の境付近に差し掛かると、行きには見かけなかった牛さんの姿も
少し降り方はましになってきましたが、それでも雨は降っている中、全くストレスなんか感じないであろう広々とした場所でのんびりと牧草を食べている姿が羨ましかったです
この辺りは、いい牧場もたくさんありそうで、酪農も盛んなんでしょうね
こんな感じで初山別村も過ぎて羽幌町も何事もなく通りぬけ、
苫前町に入って、こちらは上平(うえひら)というバス停。
レンガ造りの歴史を感じる建物。
17:38着で、ここから内陸の古丹別(こたんべつ)ってところに向かうバスにここで乗り継げます。
ちなみに古丹別行きのバスは17:41着予定でしたが、それの到着を待たずして出発。
この後も、苫前町を抜けて小平町⇒留萌市とR232オロロンラインを南下していくのですが、こ上平の後くらいから不覚にも睡魔に勝てずに寝てしまい、目が覚めたら18:15くらいで、ちょうど留萌市に入るところでした
留萌市に入り15分くらいすすんだところにある、
錦町というバス停で18:30に降車
留萌駅前までは行かずに、予約していたホテルに近いバス停で降りました。
バス後方の広告、『 オロロンライン眼科 』
かっこいい名前の眼科ですね^^
それはさておき、帰りの乗車時間は3時間40分。
行きの3時間45分と合わせて、往復約320キロ、7時間25分の萌えっ子バスふれあい旅の終焉です
片道3時間半かけて温泉と鹿肉ジンギスカンを食べて帰るだけという、一見かなり無駄な行動のように思えます。
がしかし、雨風強くて外では何もできない状況の中、雨にぬれずに景色も雰囲気も楽しめるロングランの路線バスの旅を楽しめ、めったに食べれない美味しい鹿肉のジンギスカンに偶然出会い、お肌にもやさしい石油臭のする珍しい温泉にも入れました。
それに加え、お忘れかもですが、沿岸バスに乗る前には留萌本線にも乗車し、留萌駅でニシンそばも食べていたんですからね
そう思うと、これはかなり充実した1日を送ることができたと考えていいでしょう
と、前向きに考えることとします
そして、さらにさらに、錦町のバス停を降りたら、なんとなんと雨がやんでいるではありませんか\(^O^)/
7日目の朝、目覚めた時は降ってなくて、旭川駅から列車に乗ると降り始め、留萌駅に到着するとやんでいて、沿岸バスに乗るとまた降り始め予報通り雨風強く大荒れの天気となり、豊富温泉入って留萌に帰ってきてバスを降りるとまたまたやんでいた。
ほぼ一日降っていたのに、雨にあたったのは、ふれあいセンター前バス停⇔ふれあいセンターのかなり短い間だけ
結局、一応持って行ってたカッパも折り畳み傘も使わずに済みました
萌えっ子バスの旅を選択したことが功を奏したということで、天売焼尻に渡れなかった分を取り戻せたいい気分になり、この後はホテルへと向かいました
バス停から歩いて3分ほどで到着の、「 HOTEL NORTH.i 」
こちらのホテルにお世話になります。
これが泊まったお部屋。広くはないですが、一人で一泊素泊まりなら十分な広さ。
小ぎれいにされていたし、シックな感じで落ち着けそうな部屋で、一泊素泊まりで6,100円。
金曜日でこの値段やし、当日朝急遽取った部屋と考えても良いホテルが取れました
6月やし外はまだ明るいですが、時間はすでに19時前。
荷物を置いて少しだけ休憩して、すぐに夕食を食べに再び外に出ました。
向かったお店は、こちらの『 蛇の目寿司 』
留萌に来たら結構な頻度で行ってるお店で、急な予定変更で夕食のお店までも頭が回っていかなかったので、唯一知っていたこのお店に行こうと決めていました。
ホテルからも歩いて3分くらいの場所にあり、そのこともホテルを決めた要因の一つでした
この日はビールではなく、日本酒を最初から
隣町増毛町にある日本最北の酒蔵の国稀(くにまれ)酒造さんで作られたお酒で、名前も「 国稀 」
少し甘めの味わいで、飲みやすくて美味しかったです
それに合わせるアテは、こちら
海苔の天ぷら
いえいえ、実は・・・・
うにの天ぷら(980円)でした~~
『 礼文産えぞばふんうに入荷 』とかいてあって、それを使った色々なメニューがあったのですが、うに丼なども食べずに珍しいうにの天ぷらにしてみましたw
どんなのかなぁと思っていると、こうやって海苔で巻いた形で天ぷらにしてあったんです。
海苔で巻いてあるので、中のウニはほとんどレア状態。
それでいてほど良く火も通っているので、トロトロで甘みも引き立ってる感じ
海苔のパリパリ感とウニのトロトロ感、それぞれの食感も楽しめるし、日本酒との相性もばっちりでめっちゃ美味しかったです
天売のウニは食べ逃しましたが、ここで礼文のえぞばふんうにと出会えるなんて、まだ天は我の味方をしてくれてるかもと、勝手にいいように解釈
明日からの天気回復を祈りながら食べていました
そして、メインで注文したものが、特上にぎり13貫(3,000円)。
トロ・ホタテ・ずわい蟹・アワビ・甘エビ・ホッキ貝・サーモン・さば・数の子・シャコ・あなご・いくら・ウニ、の13貫
今回の旅に来て、前半の3日間はそこそこ海鮮系も食べていたのですが、中盤の3日間はほとんど肉と麺類ばっかりだったので、終盤に差し掛かり久しぶりの海鮮系でしかもお寿司を堪能
数の子があるのが、留萌らしいですよね^^
ここは何回も来ているので旨いのは承知済みだったんですが、今回も安定したお味でネタも良くて美味しくいただけました
お店を出たのが20時過ぎ。ほろ酔い気分でセコマに立ち寄り、デザートと飲み物を購入してホテルへ。
ホテル到着が20:30頃。ここのホテル、大浴場も完備されているホテルだったので、一旦部屋へと戻って大浴場へと向かいました
大浴場と言っても家の風呂のでかい版みたいでそんなに人数は入れない感じでしたが、ちょうど私一人しかいてなかったし、足をのばして広々と湯舟に浸かれるだけでもユニットバスよりはかなり快適
長旅の疲れを癒すことができました。
お風呂から上がって部屋に戻ったのが21:30頃。テレビで明日以降の天気をチェックしながら帰りに買ったデザートを食べ、荷物を再度まとめなおして22:30に就寝
急な予定変更で一時はどうなることかと思った、激動の7日目が終了しました
自分でも、よくここまで修正して楽しめた方じゃないかなぁと、ブログ書きながら改めて思っているところです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
もう北海道では雪が降って積もり始めている12月に、まだ6月の話をしている私ですが、次からようやく8日目ですm(_ _)m
9日目もあるし、今年中に更新し終えることができるのか
いつも長文ダラダラ更新ですいませんが、もうしばらくお付き合いくださいませm(_ _)m