蘇るヤバイ記憶
あって当たり前と思っていたものがなくなる!
と、なると急にその存在が浮かび上がり
苦しく感じる。
我が郷土の大切な文化のように思っていた、
路面電車の旧型式の2000系のものがなくな
ってしまった。
そのニュースが出てふと懐かしく思って
いたのですが。
これを、また後輩が懐かしいでしょ!
と、配信してきてくれたのですが・・・
じっと見ているうちに、高校生の時に
雨の日に、友人と単車に二人乗りし、
しかもイキがってこの電車を追い越し、
電停の前でひっくり返り、対抗の電車
とも衝突しそうになり、命からがら助
かったものです。
本当に恥ずかしい思いをした
ことをが浮かび上がってきて・・
あまりの恥ずかしさに、足の骨が剥き出し
になった状態でも二人で逃げるように押し
て帰ったこと。
あの電停が懐かしくて
後年、友人と「ここで転んだよね」と言う
話題になると、
微妙にこけた位置が違うのです。
あんなことも懐かしいなと、思っていると
大学生になって志賀島でも単車で転んだ思い
出が浮かび上がるのです。
ああの単車は、廃車になったけど、あの
命拾いだったな〜!
と思っていると、
志賀島と言えばあれもあった!
当時真面目にお付き合いしていた、彼女がいて、
その彼女以外の女性を乗せない約束を
していたのに
バイトで知り合った、別の女性から
「一度乗せてほしい!」と言うような
リクエストに軽く答えてしまって
志賀島の周りを一周して、
送って行ったのですが
バスと衝突寸前になり、もしあの時
ぶつかっていたら大変なことになっていた!?
別に何も問題もないし、その友達とも何にもな
かったのですが
その後も、もしかして?と勝手な妄想で、
しばらく悩んでいた記憶が蘇ります。
思春期の時の思い出は、甘く切ないものや、
しょっぱいものも含めて、何かの
きっかけで
様々なものがとめどもなく
浮かび上がります。
地道に真面目に、誠実に。
それにしても、何もなくてよかった〜!
当時は事件とも言えるヤバイ思い出でした。




