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お気に入りの・・・

お気に入りの・・・、の続きは、映画、本、文章、音楽、物など何でも入ります。楽しいことばっかり書き込みたいと考えています。

戦後75周年だからという訳ではないんですが、最近ヒトラーの最後の方の映画をよく見るような気がします。

「ジョジョ・ラビット」も丁度その頃の話です。

 

10才のジョジョはヒトラーを崇拝し、立派な兵士になることを夢見ています。

イマジナリー・フレンドがヒトラーで、出足はコメディタッチで進みます。

屋根裏の隠し部屋を発見し、そこにユダヤ人の女の子が匿われているのを見つけてしまいます。そのあたりから話はシアリアスになっていきます。「ユダヤ人はわるい」と教えられてきたのに、大好きな母親ロージー(スカーレット・ヨハンソン)が匿っていたエルサは聡明で勇敢、そしてユーモアにも溢れています。同じ屋根の下で過ごし、言葉を交わすうちに、ジョジョが信じていた景色は揺らぎ、世界が大きく動き始めるんです。

戦局はだんだん悲惨になっていきます。

 

ところで、オープニングにはビートルズの「I wanna hold your hand 」のドイツ語バージョンがかかります。でも映画自体は全部英語です。そしてエンディングにはデヴィッド・ボウイの「Heroes」 がかかるんですね。

 

 

 

第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、心優しい彼は訓練でウサギを殺すことができず、“ジョジョ・ラビット"という不名誉なあだ名をつけられてしまう。そんな中、ジョジョは母親と2人で暮らす家の隠し部屋に、ユダヤ人少女エルサが匿われていることに気づく。やがて、ジョジョは皮肉屋のアドルフの目を気にしながらも、強く勇敢なエルサに惹かれていく――。

 

イマジナリー・フレンドのヒトラー

隠し部屋にいたユダヤ人のエルサ

ジョジョの母、スカーレット・ヨハンソン

 

 

息子を殺され、その復讐劇なんですが、犯人を捜していくうちに話はいよいよ複雑になっていくんですね。暴力的な映画ですけど、子供の仇をとるんですから仕方がないですね。今回のニーソンは特殊工作員なんかではなく、ごく普通の善良な市民なんですが、怒り爆発!大雑把に悪人どもを殺してゆきます。でも、スカッとしますよ。リーアム・ニーソンはカッコよくて好きな俳優です。

 

ハンス・ペテル・モランド監督が『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をリーアム・ニーソン主演でセルフリメイクしたサスペンスアクション。息子を麻薬組織に殺された除雪作業員のネルズ・コックスマンは、除雪車で次々と敵を始末していく。

 

 

 

「どくとるマンボウ航海記」は文句なく面白くて、今まで何度も読み返しました。

僕の旅行記もこれを参考にしたところがけっこうあるんですよ。

 

今回は「どくとるマンボウ追想記」という本を発見して、読んでみました。

一連のどくとるマンボウ・シリーズの1冊で、出生、幼年期、中学時代、
 そして、旧制の松本高校に入学するまでが描かれていて、「どくとるマンボウ青春期」につながっているんですね。

航海記みたいなユーモラスな文章ではなく、結構真面目に少年時代を描いています。

「楡家の人びと」、「幽霊」などの作品の登場人物のモデルが誰だったのか、結構明かされています。

昭和20年ぐらいまでなので戦争の末期、沖縄が全滅したあたりまでが書かれています。

父・斉藤茂吉の話も随所に登場し、幼少期の体験を飾り気のない文体で綴った自伝。幼少期の記憶がモチーフとなった、多くの北杜夫作品を読み解く鍵になる重要作品。

 

 

 

 

カントリーで耳に心地よい曲をのっけておきます。

Blackberry Smoke はエレキでロックっぽいのもやってますよ。

 

        Dm             F
In the tiny town where I come from
      C                      G
You grew up doing what your daddy done
         Dm                       F                C
And you don't ask questions, you do it just because
 
             Dm               F
You don't climb too high or dream too much
         C                     G
With a whole lotta work and a little bit of luck you can
 Dm                  F                  C
Wind up right back where your daddy was
 
 
[Chorus]
 
                   Am                F
This little bitty town It aint nothin new
                C                             G       E7
We all stick around 'cause they all tell us to
               Am                      C
Swallow your pride just to make your family proud
              G                                       F
If I didn't think that it would shut the whole place down
     F                 G                      Am
I'd ride my pony right out of this one horse town
                      C
Yeah, this one horse town
 
 
[Verse 2]
 
        Dm                    F
I'm an old married man at the age of 23
     C                      G
Got two little boys on the baseball team
      Dm                  F             C
And that might be their only ticket out
 
 Dm                F
All they got is a worn out name
       C                          G
and a daddy that could have gone all the way
       Dm             F                    C
but I hung my saddle up and I settled down
 
 
[Chorus]
 
                   Am                F
This little bitty town It aint nothin new
                C                             G       E7
We all stick around 'cause they all tell us to
               Am                      C
Swallow your pride just to make your family proud
              G                                       F
If I didn't think that it would shut the whole place down
     F                 G                      Am
I'd ride my pony right out of this one horse town
                      C
Yeah, this one horse town
 
 
[Solo]
 
Dm   F   C   G   Dm   F   C
 
 
[Ending Chorus]
 
                   Am                F
This little bitty town Oh yeah, it aint nothin new
                C                             G       E7
We all stick around 'cause they all tell us to
               Am                      C
Swallow your pride just to make your family proud
              G                                       F
If I didn't think that it would shut the whole thing down
     F                         G                        C
I'd saddle that one horse and ride it right out of this town

 

トットちゃんがユニセフの親善大使になった1984年から1996年までの13年間に訪れた14か国の子供たちの悲惨さが書かれています。

あまりにも悲惨すぎて、詳しく書くのが躊躇われます。

1984年からはもう36年もたっているので現在はどのようになっているのか、僕には判りません。少しでも平和に向かっていることを願うばかりです。

題名の「トットちゃんたち」 というのは、最初に訪れた国、タンザニアに行ったときに、アフリカでもっとも多く使われているスワヒリ語で子供たちのことを「トット」というのだと分かったんですね。

 

「ホテル・ルワンダ」という映画で内戦の悲惨さ、大人たちの酷さなど見てしまったんですが、この本でもアフリカやベトナム、イラク、ユーゴスラヴィアの内戦についても書かれていて、僕も「ヒッチハイカーブルース」で述べた通り、ドブロブニクの美しさにも言い及んでいます。

 

なお、1997年以降の活躍も読むことができるんですね。

 

黒柳徹子さんがユニセフの親善大使として訪れた、飢餓や戦火、災害、貧困に苦しむ国々。そこで出会った忘れえぬ子どもたち…。私たちがあたりまえと思うことが、けっしてあたりまえでない世界の現実。ここに書かれていることは、とてもつらく、せつないけれど、あなたに知っておいてもらいたいことです。小学上級から。

戦後75年ということで、川本三郎という人が、次のように述べています。

第二次世界大戦は悪(ナチズム)に対する正義の戦いで、アメリカの戦争映画は好戦的な映画がたくさん作られた。しかし、ベトナム戦争に負けた後は戦争に対する見方を変えた。

「プライベート・ライアン」(スピルバーグ)、「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド)など秀逸なものがある。

問題作として「ヒトラー最後の12日間」がある・・・ということで、観てみました。

 

ヒトラーの最期の12日間を、そのそばにいたユンゲという若い秘書の目を通して、ドキュメンタリータッチに描いた作品です。

徹底したリアルな映像で、ナチスにも、連合国軍にも、どちらにも肩入れされず、淡々と描かれています。なのでとても重い重い映画です。

1945年4月20日、ベルリン。迫りくるソ連軍の砲火を避けるためヒトラーはドイツ首相官邸の地下要塞に退却していた。
味方すら敗戦を疑うものはいなかったが、もはやヒトラーは正常な感覚を失いつつあった。
ついに敗北を決意した彼はある重大な決意をすることになる。ヒトラー最期の12日間を、秘書、ユンゲが敗戦後はじめてあからさまに告白した実話。

 

秘書の採用場面

秘書に採用されたユンゲ

ヒトラーを崇拝する少年兵たち

ソロモン王とくれば、クオーターメインですね。むかし、リチャード・チェンバレン(ドクター・キルデア?)がクオーターメイン役で、彼を案内人として雇った女役がシャロン・ストーン「キング・ソロモンの秘宝」のビデオ(DVDではない)を持ってました。1985年制作です。B級でコメディタッチ、1950年の「キング・ソロモン」のリメイクでした。

 

これが最近アマゾンプライムで見つけた1950年の「キング・ソロモン」です。

こちらはデボラ・カーが出演しているA級の映画です。案内はもちろんクオーターメインです。

古い映画なので画質はあまり良くはないですが、アフリカの大自然、野生の動物などの映像は素晴らしいです。

アカデミー賞(第23回) 受賞:撮影賞(カラー)、編集賞ノミネート(作品賞)
アフリカ一番と名声をとるガイドのアラン(スチュアート・クレンジャー)のもとへ、キング・ソロモンの財宝を追い求め行方不明になった夫を捜して欲しいと美しき依頼人(デボラ・カー)がやってくる。多額の報酬に惹かれたアランはカルアナ地方探索の案内を引き受ける。一行は一枚の地図を頼りに人跡未踏の奥地へ旅だった…オールロケーション撮影の迫真力でアフリカの大自然の映像は美しくそしてダイナミック。とりわけ野生動物の暴走シーン、部族の舞踏シーンそして鳥の鳴き声が素晴らしい。

                          デボラ・カー

 

 

 

こちらが1985年のリチャード・チェンバレンとシャロン・ストーンの「キング・ソロモンの秘宝」

 

 

巨大な窯で茹でられて食べられてしまいそう・・・。

 

 

これは絶対映画館で観たかった映画だったのに、新潟の映画館では上映されなかったのかな?それとも僕が見逃がしただけなのか・・・。ともかくDVDですけどようやく観ることができました。

 

ビートルズが存在しなかったパラレルワールドに入ってしまった主人公のジャックが彼らの歌で大成功していくんですが、見映えも悪い片田舎のシンガーソングライターと、マネージャーで恋人のエリーのロマンスをコメディタッチで描いた作品なんです。勿論ビートルズの曲はふんだんに(17曲)歌われてます。ただし短く切られたのが多いんですけど。

 

これは映画館ではなくてDVDのほうが正解かも知れませんね。というのは、映像特典で、最初から最後までちゃんと聴かせてくれる曲が3曲 (Yesterday, I wanna hold your hand, Let it be)入っているし、未公開シーンも観られます。中にトークショウで「何か今すぐ作曲できるか?という質問にSomething を歌うシーンがあります。

それから「もう一つのエンディング」では恋人のエリーがハリーポッターのないパラレルワールドに入ってしまったらしいエンディングですね。(彼女がハリーポッターを書けば大当たり間違いなしですよね)僕としてはこちらの方が好きかも・・・。

 

本編ではエド・シーランが本人役で出てきます。

あと、78才になったジョンレノンも出てきます。もちろんビートルズにならず、したがって40才で射殺されることもなかったジョン・レノンです。この俳優はソックリさんなんでしょうね。

エンディングロールでは、本物のポール・マッカートニーのヘイ・ジュードが流れます。感激物です。

あのビートルズが世の中に存在していない!
世界中で彼らを知っているのはジャックひとりだけ!?

ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況、SNSで大反響、マスコミも大注目!
すると、その曲に魅了された超人気ミュージシャン、エド・シーランが突然やって来て、彼のツアーのオープニングアクトを任されることに。
エドも嫉妬するほどのパフォーマンスを披露すると、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。
思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが―。

 

エド・シーランがジャックに前座に出るよう勧めた。

トークショーでSomething を披露するジャック。

ビートルズにならなかったジョン・レノン。78歳で生きていた。

美女で大金持ちのローズマリーの誕生日パーティーで、彼女は毒を飲んで死んでしまう。自殺なのか他殺なのか分からないまま一年が過ぎ、夫であるジョージは他殺だと信じて、ローズマリーの妹のアイリスの誕生日パーティーを一年前とそっくり同じレストラン、同じテーブル、同じ6人の出席者で再現して真相を暴こうとする。

やはりクリスティーですね、飽きずに安心して読めます。

 

これは映画にもなってるんですが、結構原作とは違うところがあります。

ローズマリーの誕生会ではなく、大富豪でサッカーチームのオーナーのジョージのチームが勝利した記念に祝賀パーティを開いた席で妻のローズマリーが死んでしまいます。

そして、原作ではもと情報部員のレイス大佐と主任警部のケンプが捜査にあたるんですが、映画では

秘密捜査官ジェフリー・リース大佐とその妻キャサリンが捜査します。トミーとタペンスの「おしどり探偵」シリーズみたいになってるんですね。

 

忘られぬ死 ハヤカワ文庫09.jpg

 

男を虜にせずにはおかない美女ローズマリー。彼女が自分の誕生パーティの席上で突如毒をあおって世を去り、やがて一年―彼女を回想する六人の男女がいた。彼らが一年前と同じ日、同じ場所に再び集ったとき、新たな悲劇の幕が上がった!複雑な人間関係と巧みなプロット、鮮やかなトリックが冴える中期の秀作。

 

 

 

右の岩波文庫の「不思議な少年」は、トウェインの死後、遺産管理人のペインという人が出版したもの。ストーリーはサタン の甥という少年が主人公。年齢は1万6000歳。未来予知や時空移動などの不思議な力を持つ。

これは最初の原稿で、途中で中断してるはず。

 

2番目の原稿にはトム・ソーヤーや、ハックルベリー・フィンが登場するんですね。。少年の名前は第44号 です。

 

3番目が角川文庫のこの「不思議な少年44号」です。 ペインの死後、遺産管理人となったデヴォートがトウェインの原稿を公開し、「不思議な少年」はペインがかなり手を加えたものと判明したんです。

この版は3つの中で最も分量が多く、結末まで書かれていたが、完成には至らなかったんですね。

 

「圧倒的な面白さに満ちた・・・」と書いてありますが、その当時は斬新な言葉、文章で、面白かったのかも知れませんね。

今では特に斬新とは言えなくなってしまいましたね。

 

ところで、ヒュー・グラントの「リライフ」(re-life)という映画の中で、雲泥の差を現わすのに、「ライトニング(稲妻)に対するライトニング・バグ(ほたる)のようなものだ・・・とマーク・トウェインが言っている」

というセリフがあるんですが、それはこの本の中にあります。

ぼくは44号、ニュー・シリーズ864962です―。時は1490年。オーストリアの寒村の、古城で営まれる印刷所に一人の少年がやってきた。この奇妙な名前のほか記憶のない少年が巻き起こす、不思議な事件を描く異色の物語は、トウェインの死後第三者の手で改竄され刊行された。本書はその後の研究成果から、トウェインの手による真作にして最高の決定版とされた版を元にした。圧倒的な面白さに満ちた、名翻訳でおくる幻の名作。