スティーブ・マックウィーンの古い古い映画です。1905年型の黄色いウィントン・フライヤーの持ち主が留守にするのをいいことに、その車をちょっと借りてミシシッピーの片田舎からメンフィスに繰り出そうというのです。ブーン(スティーブ・マックウィーン)、11歳の少年ルーシャス、ネッドの3人のハチャメチャロードムービーです。話がかなり行き当たりバッタリ気味なんですが、まあ楽しめます。
華麗なる週末 [DVD]/スティーヴ・マックィーン,ミッチ・ボーゲル,シャロン・ファレル
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惚れぼれするほど見事な自動車―1905年型の黄色いウィントン・フライヤー。
その所有者であるミシシッピ州の農場主“ボス”は執着を見せないが、使用人のブーン・ホーガンベックはメンフィスへの小旅行に洒落こむに打ってつけの乗り物だと考えた。そして“ボス”の孫である11歳のルーシャスを、彼の祖父の自動車を盗み出すレイバーズ(古いスコットランド語で“泥棒”という意味)に無理やり引き込んでしまう。2人で出発したはずのメンフィスへの小旅行だったが、知らないうちにネッド・マックカスリンが同乗。かくして始まったドタバタ旅行で3人組は娼館で働くブーンの女友達や人種偏見の強い保安官に出会う。そしてネッドのおかけでウィントン・フライヤーを賞品に賭けた草競馬をするハメに……。