コウチ・ジョー -3ページ目

コウチ・ジョー

   ★★★★★★★★★

こう君は、俺に対しておびえるような目を向けていた。


「もしかしてヨシオさん・・・

あなたは意図的に兄を殺したんですか?」



俺の固まっているはずのプラチナカイワレが少し揺れた気がした。



「それは違う。

俺はゆうを本気で愛していたんだ」


「じゃあそのカイワレは何ですか。

前からずっと思っていたんです。それ、ひ、卑猥だって。

そんなのつけてるの変だよ!!!!」


こう君は体を震わせながら泣き叫んだ。


こう君に今まで卑猥だと思われていたことを知り、

俺は少し落ち込んだ。



「こう君も知っているだろ?

ゆうもカイワレを生やしていたよ?」


こう君にはもう俺の声が聞こえていないようだ。



「あなたたち・・・

このことは極秘なんだけど・・・・


ゆう君はまだ生きているわよ」

こう君の意外な能力に驚かされたのは俺だけじゃなかった。

さっきまで怒り狂っていた母がプラチナに
なった俺のカイワレを呆然と見つめていた。

さすがにプラチナのカイワレを抜くことも折ることもできない。
戦意喪失というやつか。

しかし母は違った。
戦意喪失したのではなかった。

ゆっくりと俺に近づく。

そしてプラチナのカイワレをみて、すごい形相でこう君をみた。

あなた錬金術を使えるのね。他にもいるの?錬金術を使える仲間が!


僕意外いません。僕達錬金術師の一族は滅ぼされました。

こう君の過去に何も言えなかった。

すると母は

貴女の一族を滅ぼしたのは組織kよ

衝撃の事実だった。


のんきにカイワレを生やしている場合じゃないと思った



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こう君が何かをつぶやいたと思った瞬間、俺は乳首の重みが増したように感じた。

乳首をのぞいてみると、カイワレの軽やかな動きが失われ、乳首から垂直に固まっていた。

光を放っているようにみえるそれは、もうカイワレとは呼べない別の物になってしまっていた。




「ごめんなさい。
僕、まだ見習いで・・・
だから、僕、物をプラチナに錬金することしかできないんです」

こう君は恥ずかしそうに話した。
俺と母の距離はほとんどなかった。

やばい!
とっさに乳首を庇った。

母の鋭い爪が俺の肩を傷つけたが、なんとかカイワレを守れた。

母は狂ったようにまたカイワレを狙ってきた。

よしお!よしお!元に戻って!

泣きながら俺のカイワレを抜こうする母の姿を直視できなかった。

俺はどうしてカイワレを生やしてしまったんだ

激しい後悔と俺をカイワレから守ろうとした母への罪悪感でいっぱいだった。

しかし、俺はイキテこう君のもとに戻らなければならない。

俺は母を攻撃することができず防戦の一方だった。

そんなとき

やめて、やめてください!!!

悲痛な叫びが響いた。

声の主はこう君だった。

僕は誓った。あなたを守ると。

そういうとこう君は突然錬金術を始めた



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「私の大切な息子を・・・

カイワレが憎い。憎くてたまらない」


母はそう言い、泣き崩れた。


「俺をそんなに想ってくれてたのに、

こんな姿になってごめん」


俺は母親に謝り、

激しく踊るカイワレの動きを止めようとした。



だが、俺のカイワレは止まるどころか、

激しく円を描くように乳首を中心に回り始めた。




・・・こう君が近くにいる。


俺は、こう君と一緒に住むことになってから、いろいろと体調に変化が起きていた。

その一つがカイワレだった。

俺のカイワレは、こう君のそばに寄ると激しくレーダーのように反応するのだ。



俺はカイワレの動きを母親に見られないよう、手で隠した。


しかし、遅かった。

母は狂ったように笑いながら、俺の乳首に手をかけようとした。


「こんなもの・・抜いてしまえ」

母さん…
俺は嬉しくてたまらなかった。
ずっと隠されていた母の存在

思い出もないがこの懐かしい感じがたまらなかった。

ごめんね。ヨシオ、今まで寂しかったよね?ってもぅ、そんな歳でもないわね。

女は目にうっすらと涙を浮かべ微笑んだ。

母との再会に俺のカイワレは踊りだした。

しかし、母はそのカイワレをみて、表情が変わった。

あぁ、ヨシオ!なんてことなの!
貴女は貴女だけは普通に育って欲しかった。

そぅ、言ってその場に泣き崩れてしまった。


母の話しによると父はkという組織と関わりだしてから変わってしまったこと
そして、カイワレを大好きになった父に愛が冷めてしまった。そんな中息子の俺にまでカイワレが及びことを恐れた母は、組織の重要機密を持ち出した。
当然父は疑われ身を隠さなくてはいけなくなった。
その騒動に紛れ、俺をとある島に逃がしたとのことだった。

俺は初めて語られる俺たち家族の出来事に混乱した



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女は俺に優しい笑顔を向けた。

「お久しぶりね」

外見と合う優しい声だった。
俺の親父と同年代だろう。

「あなたのことを俺は覚えてないんです」
俺は正直に答えた。

女はそれを聞いて顔色を変えることなく、俺を突然抱きしめた。
「わかってるわ」


俺はこの人を知っている。
この香り、包み込む腕の温かさ・・・

俺は前にもこの人に抱き締められた記憶がある。


「か、かあさん?」

女性は笑顔のまま、うなずいた。
俺の様子がおかしいことに、さっきまで取り乱していたこう君が大丈夫ですか?と聞いてきたが、俺は何も答えることができなかった。

心配するこう君に無理に笑顔をむけ、

解決したら必ず話すから待ってて欲しいと伝えた。

こう君もことの重大さを理解したのか、強ばった表情で小さく頷いた。

俺はその日眠ることができなかった。

誰が何の目的で、あんな手紙を出したのか検討もつかなった。

ただ、親父のことが気がかりだった。
まさか、親父が殺られるわけがない。

俺は親父の無事を祈った。


そして、寝不足のまま朝を迎えた俺は、待ち合わせ場所へと向かった。

切られたカイワレダイコン

あまりにも失礼で汚いやり方に怒りもあった俺はあえてブーメランパンツだけで待ち合わせ場所の海の見える展望台に行った。

待ち合わせ場所には、一人の女がいた。
正直覚えがなかったが、どこか懐かしい感じがした。




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あの女は誰・・・?


俺はこう君から手紙を受け取り、急いで封筒を開き中身を見た。


『どうしてもあなたに会いたい』

その下に待ち合わせ場所と時間が書かれてあった。


誰かもわからない人と会う気はない。

俺は封筒を握りしめ、ゴミ箱に捨てようとした。


そのとき、ふと違和感を感じた。

封筒にまだ何かが入っている。


俺は恐る恐る封筒をのぞいた。



血の気が引いていくのを感じる。


細く長い・・・

カイワレだ。


一体誰の物なのか。


そして次の瞬間、俺は恐怖で震えを止めることができなくなった。


葉には12と小さく刻まれている。

いったい誰だ?

意味深な差出人の名前がない手紙に心がざわついた。

とにかく、無視だ。

そしてこう君に過去に俺がたくさんの女達と遊んできたことがバレないようにしなければと思った

こう君は純粋だ。

きっと俺の過去を知ったら傷つく。

俺はすぐに手紙を燃やした

そして、なに食わぬ顔でこう君の帰りを待った。

しかし、こう君は帰ってくると浮かない表情をしていた。

どうした?なんかあったのか?
俯いているこう君の顔を覗くと
複雑な表情で俺に聞いてきた。

あの女の人は誰ですか?

俺が驚いているとこう君は押し付けるように手紙を俺に渡してきた。

さっき、下でヨシオさんに渡してくれって頼まれました。誰なんですか?




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