群衆の溢れる目をかわし(喫茶レポ②)上 | 1年だけ先輩。(基本お山)

1年だけ先輩。(基本お山)

やま。いちご。そうぶせん。

理解した方だけしか読まないでください(笑)
ごにんに心奪われ続け、眠る身体も起き出す状態です。

脳内妄想を吐き出す場として利用しようかなと思ってます。
ご気分害されたらごめんなさい。
※主軸は21です!

※妄想のお話です。


実家猫vs旦那の家から連れてきた私の飼い猫。
車で何とか連れ帰ったけど…喧嘩しないで~(T-T)
仲良くしようよ~(T-T)(T-T)

一昨日、昨日がハードスケジュール過ぎて空いちゃってごめんなさい。
とりあえず書きかけてた喫茶レポやっちゃいますね。
この前のレポの翔さんの感じとはまた違ってるけど、レポートだから許して(笑)
話じゃないから!(笑)
長くなったんでわけますが続きはまだ書けてないのでいつ上げれるか分かりません…。










「え?何で?」


「何でも。いい?好みのカップリング決まってない客には、必ず今日のディズニーの写真をデートしてきたよーって見せるんだよ?」


「…うん…???」


智くんが首を傾げながらも、了承してくれる。


これでよし…と。


あとは餌に魚がかかるだけだ。




「うお、智めっちゃ似合うな!」


潤の声がロッカールームに響く。


「そぉ?えへへ、ありがとう。」


智くんが照れくさそうに笑う。


「アンタそういうの似合うよね。いや、逆に運動系が似合わないのか。一番運動神経いいのに(笑)」


ニノがぴらりと智くんの裾を引っ張る。


「ふふ、可愛い~♡脱がせ たくなっちゃうなぁ♡あ~れ~!ってやつ!」


雅紀が帯にに手をかける。


「やめてよー、自分で着るの大変なんだから!(笑)」


智くんが慌てて身を守る。



今日はイベントデーだ。


それぞれ部活動のコスチュームを身にまとっている。


潤はテニス部。


ニノは野球部。


雅紀はバスケ部。


俺は…稽古があって遅くなったから残りもの。


(本当はサッカー部がよかったけど、昨日手越が閉店後着たらしく、しかもあの野郎、小山とじゃれてて酒零しやがったからクリーニング出すハメになって着れねぇっていう。)


そして、智くんは。





「わー、茶道部?」


「モスグリーンの着物!かっこいいー♡」


「んふふ、本当?ありがと。自分で着たの。」


「すごっ!!!」


そう。


茶道部だ。


深い緑の布に包まれた智くんは、普段髪の毛をふわっとセットしてるのに、今日は着物に合わせてぺたんと下ろしたまま。


それがまた着物と似合い過ぎて、幼さを増長させて…やばい。


ボケっとしてるのに着付けの資格あるとかマジで神。


俺もお揃いの着物を着付けて欲しかった。。


俺、何でこんな格好しなくちゃいけねぇんだ…。


とカウンターの中で自分の格好を見つめてため息ついてたら、


「みてみてー。この前デートしてきたの。」


テーブルから聞こえる智くんの声に耳がダンボになる。(ディズニーだけにな!)


うんうん、智くんGJ!!


「えっ、誰と?!見たい!!」


客は案の定食いつく。


あのテーブルは初めて見る客だ。


何故か全員青い服を身にまとっている。


しかしメンバーズカードをテーブルに出しているということは新規ではない。


「ほら、これー。」


智くんが業務用の携帯を見せる。


ディスプレイには、恐らく2人ぴったりとくっついた写真が映し出されているはず。


「えー!仲良し!!」


「どこ行ったの?…あ、この背景はディズニー?」


…よくわかったな、アトラクションでも背景でもない壁を背にしてるのに。


あの女、探偵か何かか?


「…ナイショ♡」


「えー!(笑)」


「デートだからね♡」


くーーーーーーっ


何だよその小悪魔?!


いたずらっぽく笑うその顔、ずるくね?!


ずるいよな?!


「で…、その子はどこ?」


「何部なの?」


げ、やっべ!


慌ててバックヤードに入る。


ずっと観察してたことはバレたくない。(主に智くんに)


「えっとねー、どこかなー…なんか…A V男優みたいな格好してる(笑)」


「何それww」


微かに聞こえる声に自分の格好を見下ろす。


くっそぉ…。


バレー部のコスチューム、まさかこんな短いとは。


この真っ赤な短パン、無駄に筋肉質な俺の腿がびちっハマってて異様に恥ずかしい…。(色んな奴に笑われた)


「ねー松潤、翔くん知らない?」


「あー…っと。あれ?さっきカウンターにいたんだけどな…翔くーん!」


あ、呼ばれた。


「? 呼んだ?」


さも何も知りません、みたいにひょこっと顔を出す。


「呼んだ!こっち来てー!」


ちょいちょいと手招きする智くんの無防備さ。


あー可愛い。


なになに~?とニコニコ近付く。


松本が嫌な顔しながらすっと離れる。


んだよ、その顔は。


「この人が翔くん!」


「どうも~。2年の櫻井翔です。皆、今日は初登校?」


「ううん、2回目だけど…初めて見たかも。」


「そっか、俺結構レアキャラだからね(笑)」


2回目!


いい~ねぇ~。←


固定のお気に入りはまだ出来てないんじゃね?


「智くん、何の話してたの?」


「この前遊びに行った話!」


「あはは、あれね。楽しかったよね、せーんぱい?♡」


スっと下半身 の合わせに手を入れる。


「!!///」


案の定、客は反応するわけで。


横目で確認し、ニヤリと笑いそうになるのを堪える。


さわさわと 腿を 撫でると、智くんが身を攀じる。


「んふふ、くすぐったい(笑)」


「いーじゃん別に。いつもやってんだし?」


「い…いつもって…仲良いんだね…。」


真っ赤になった客が割って入る。


そうだ、俺らのことどんどん聞いてこい!


「まぁね。結構遊んでるよね、智くん?」


「んー、そうだねぇ。家行ったりね。」


「何で?何で2人なの?彼の何がいいの??」


帽子を被った客が強めに聞いてくる。


いいね、その調子でガンガン突っ込んでくれ。


それで俺らにハマれ!!推せ!!!


「そりゃ…身体の相性?」


智くんがちらりと俺を見る。


げほっ!!!


咳き込んだのは客と…俺。


「大事だよ?」


きょとんと首を傾げる智くん。


いやわかってる、大事なのは分かってんだよ?


でも智くん、その純粋な顔で突然仕事をまっとうすんのやめてくんねぇかな、マジで焦るから!!


急にスイッチ入れないで!!


「智~!チェキ入ったよ~!」


「あ、はーい!ニノに呼ばれた、ちょっと行ってくるね。」


「行ってらっしゃい!」


智くんはひょこひょこ奥へと向かう。


くっそ…もう少しだったのに~…。


「あの……」


客が呟く。


「ん?」


「翔…くん…は、何が得意なの?」


「俺は日本舞踊かな。でも筋肉質でさぁ。あんま着物似合わないんだよ、智くんに着付けしてもらったことはあるんだけど(笑)まぁ…着てもすぐ脱いじゃうけどね?」


ニッと笑ったら、客は赤く染った顔を見合せ、頷き、そして…


「智くんと翔くんで…ポッキー…お願いします……。」


「お!まいどありぃ♪」


見事、俺の罠にかかったことに、バレないように小さく笑った。






だいぶ脚色やら妄想付け足してますが、

基本の流れはこんな感じで行ってきました。

ていうレポ。(ほんと恥ずかしい。)


次のは限定にすべきか悩んでる…

内容はそうでも無いけど、

ポッキーゲームの詳細を載せると

万一本人達の目に触れたら…

身バレする…:( ; ´꒳` ;):ガタガタ