君がない日々には意味が無い(喫茶レポ) | 1年だけ先輩。(基本お山)

1年だけ先輩。(基本お山)

やま。いちご。そうぶせん。

理解した方だけしか読まないでください(笑)
ごにんに心奪われ続け、眠る身体も起き出す状態です。

脳内妄想を吐き出す場として利用しようかなと思ってます。
ご気分害されたらごめんなさい。
※主軸は21です!

※妄想のお話です。

B〇喫茶ツアーレポちゃうんかい(笑)

というつっこみは絶賛受け付けます。
ただ、その文句は…
私のアホみたいな妄想を
「そのままレポにしちゃえ♡w」
と言ったrさんとjさん宛にお願いします♡(笑)

あとsさん、
スターライトキスつかいましたよっ♡w














「翔です。よろしくお願いします。」

ぺこりと頭を下げるとぽっと頬を染める女達。

注文されたのはポッキーだ。

ポッキーは、2人を指名できる。

注文を受けた俺を指名してくれたから、あと一人。

「相手役はお決まりですか?」

「あっ、あの……智くんで……。」

「了解。おーい、智くーん。ご指名だよー。」

「…ばか、先輩って呼べっつってんじゃん。」

コツンと全く痛くないげんこつが降ってくる。

キャー♡と黄色い声のレディに、智くんが少し照れる。


BLとか、何が楽しいんだか。

男同士がくっついてんの、そんなおもしれぇ?

わっかんねぇわ。

…ずっとそう思ってたけど

働いてみて思った。

ホストよか、よっぽど健全。

興味のねぇ女に媚び売ったり無理して酒飲んだりする水商売より、顔の整った同性にキスしてる方が断然ハードルが低い。


「シチュエーションのご希望は?」

「あ…後輩の翔くんが…先輩の…智くんに迫る感じで…///」

「智くんが受けだってさ(笑)」

「えー。おいらのが年上なのにー。」

ぷうと頬を膨らませる智くんに、客席からきゅんと天使の矢が刺さるような音が聞こえる。

こういうところが智くんの人気の理由だと思う。

あざとさではない、天然に出る女子っぽさ…っつえばいいのかな。

これでダンサー目指しててキレッキレなんだからすごいギャップだ。

「ノンケ?付き合ってる設定?」

「あ…じゃ、じゃぁ付き合ってる設定で…///」

「じゃ、智…先輩?」

客の向かいのソファにそっと智くんを押し倒す。

柔らかい素材のそれは二人分の体重を乗せ、ぎしりと音を立てて沈む。

「なあに?翔くん。」

どくん。

付き合ってる設定の智くんの表情は、妙に妖 艶だ。

心を掻き乱されるような気持ちになる。

「ポッキー、食おうよ。」

「…いーよ。でも、食べさして?」

あ、と口を開けるその無防備さは、きっと腐女子と呼ばれる客にとってたまらないのだろう。

さっきから向かい側から生唾を飲み込む音が聞こえる。

「…甘えん坊だよね、先輩は(笑)ほら、」

端を咥えたまま口を突き出すと、チョコレート部分の端をはむっと唇で 受け止める。

あむ、あむ…

少しずつ近付く距離。

ぐっと腰を引き寄せる。

智くんの手が俺の首と腰に回る。

密着。

俺のが上だから、下目使いに智くんを視界に捉える。

智くんはじっと俺を上目遣いで見つめる。

この瞬間はいつも、ドキドキ、する。

客の要望に合わせてだから、ニノとやったり、雅紀とやったり、潤とやったり…

色々シチュエーションやら立場やら変えてポッキーゲームをするわけなんだけど、智くんはじっと俺を見つめてくる。

普通ポッキー見るのに…何故かしっかり見てくるのは、俺の目。

他の奴の時の智くんは……

知らないけど。

じっと見た事なんて、ないから。


ぱき、


ポッキーが既のところで折れる。

そのままゆっくりと智くんの唇に触れる。

食 むように唇 ごと食べると、智くんも首の角度を変えて応える。

「ん……」

小さく漏れる智くんの声に、客のボルテージはMAXだ。

そのまま数秒舌 も絡ませ、おしまい。

ゆっくりと離れると、ツ、と儚い糸が俺らを繋ぎ、すぐにぷつりと切れる。

「美味しかった?」

「ん……。足りないから、バックヤードでちょぉだい。」

「ふふ。智くんは欲張りだよね。いいですよ、センパイ。好きなだけあげますから。後で泣いても知りませんからね?」

にこりと客に笑顔を見せて頭を下げる。

半泣きで真っ赤になった客の反応を見て、良い仕事をしたと自己満。


この仕事は好きだ。

目標としている役者とは別に、バイトで入っているこの店には暇さえあれば私服でも顔を出す。

駆け出しの役者なんてものは、とにかくTwitterのフォロワーや舞台の観劇者を増やすことが一番大事なわけで。

芸の肥やしにもなるからと事務所の三宅先輩にここを教えて貰って、とても満足している。

人と話すのは嫌いじゃないし、役者を目指す者としてはキスくらい別にどーってことないし、何より同僚は同じような夢を持った仲間ばかりだから気を遣わないし不定期な休みも取りやすい。


「大野さーん、指名~。」

ニノが智くんに後ろから抱きつく。

キャッと客席から声が上がる。

大宮コンビと呼ばれるこの2人もかなり人気だ。

智くんの腹の前で手を重ね、智くんの肩に顎を乗せている。

「またぁ?ニノがやれよぉ。」

「あなたがいいってお客様が言ってんだから働きなさいよ。今度は松潤。教師と生徒だってよ。お前ノンケで受けね。」

「へーへー。」


なのに

何故だろう。


「智…こっちこい。」

「え、何…、先生、どうして…?」

「いいから、ほら…」

「んっ……やっ…だ……っ」




最近、無性にイライラしてしまうのは。







「舞台?」

ニノが目を大きく開く。

開店前の準備中だ。

「そう。結構規模大きいのでさ。案外いい役で決まったのよ。」

「すげーじゃん!おめでとう!!」

「翔ちゃんすごーい!あの演出家さんでしょ?!もう売れたも同然だね!!」

皆が手放しに喜んでくれる、この関係性が好きだ。

同じような夢を追うライバル。

だけど、同じ環境で頑張る仲間。

更にはベタベタくっつくし、キスまでしてんだからほんと特殊な関係。

「翔くん、おめでとう!」

智くんがにっこり笑う。

「ありがと智くん!」

同じように笑顔を返す。

「で?稽古はいつから?どんな頻度?」

潤がティーカップを拭きながら尋ねる。

「明日から。週6だよ~。」

「えー!じゃぁ翔ちゃん、全然来れなくなるねー!」

「あ……」

浮かれて失念してた。

そうか。

ここにはなかなか来れなくなるわけで…。

「馬鹿、ここは別に来れなくても問題ないだろ(笑)」

「バカ言うなよニノのバカ~っ!」

「馬鹿に馬鹿って言って何が悪いんですか。」

雅紀とニノがいつものようにじゃれつく。

開店前からこんな感じだ。

俺らは指定されるキス以外はほぼ素だ。

無意味に触ったり抱きついたりするけど、嫌悪感は全くない。

それくらい仲良くやれてると思う。

「ここは気にせず頑張っといで。」

智くんがふにゃんと笑う。

「そーそー。翔さんの分まで萌え殺しといてあげるよ、女生徒たちを。」

ニノがくいと智くんの顎を持つ。

「たまには俺だって攻め側がいいのに。」

「智には無理だな。お前どう見ても受けだもん(笑)」

潤が智くんの細い腰に手を回す。

「くふふ、おーちゃん攻めにする人ほとんどいないもんね(笑)でもわかる!可愛いんだもん(笑)」

雅紀がちゅっと唇に当てる。

「俺一番上だぞ?ちゅーか、仕事以外ですんなよぉ~。」

ずきりと胸の奥が鈍い音を立てる。

重たい鎖が、身体の奥で俺の中の何かの感情をずるりと引っ張り出す、嫌な気配。


だから


何でこんなに、イライラするんだろう。




***



的な感じでした。(何)
あ、続きませんからね(笑)

いや、こんな妄想をしてしまう位の場所でした。
ポッキーゲームとか、でぃーぷきすしてたそうですよ?
私見れなくて目を逸らした(爆)

学園なんですよ。
うちらは新入生。
先輩方にイチャイチャしてもらう設定は謎(笑)

以下、rさんとjさんの写真をお借りします!(笑)
ボケっとして全然とれなかった(笑)








次はポッキー頼む!!!勇気を出して!!!
そんでお話の糧にするんだ!!!!!!
よくわかんないけどおにぎりとかあったからおにぎりも試したいの!!!

次いつ行けるのかさっぱりわからないけど、
また行きましょーねっ♡
1人では絶対行けない(笑)
とっても楽しかったです、ありがとうございました♡( ´꒳`*)人(*´꒳` )🍀