【冬嵐】~お山~ ふたつめ。 | 1年だけ先輩。(基本お山)

1年だけ先輩。(基本お山)

やま。いちご。そうぶせん。

理解した方だけしか読まないでください(笑)
ごにんに心奪われ続け、眠る身体も起き出す状態です。

脳内妄想を吐き出す場として利用しようかなと思ってます。
ご気分害されたらごめんなさい。
※主軸は21です!

ボツにしたやつも
当日に時間置いて出してしまおうキャンペーン(?)

をしようとしたら先に載せちゃって慌てて消したらバレてたっ(笑)
私は通知機能を利用してないからどんな感じなのか分かってないんですが…ふふふ。ごめんなさい。(笑)
色んな方の山を見に行ったけど多分かぶってない~♡
ひと安心してます(笑)
まぁこっちはかぶんないだろう…萌エピではない(笑)

はー寝落ちしてたけど起きて色々回ってにやけてる~幸せ~♡w

さて、
こっちは最新2018年ですよん♡














「やっぱ…すごいよなぁ。」


ぽつりと智くんが呟く。


「何が?」


少し離れて座っていた俺は突然の智くんの独り言に新聞から顔を上げた。



二人揃った休日。


窓からは明るい光が差し込んでいるような時間だ。


俺の家で予定も入れずこうして寛いでいる。


最近はこういう時間を大切にしてる。


『予定を入れない日を作ってみる』。


そう決めたきっかけは、紛れもなくこの愛しい恋人にある。


彼も出かける日は案外細かくスケジュールを入れたがる人だけど、何もしない日は本当に文字通り何もしない。


出かけることなく家でのんびりするという幸せは、この人から学んだこと。



「ニノと相葉ちゃん。」


智くんは背中を丸めて携帯を熱心に見ながら言う。


小さく流れる音でUBを観ているのだと気付く。


恐らく、リハーサルの時に智くんが携帯で撮影していたものだ。


「また観てんの?」


新聞をテーブルに置き、ソファに座る智くんの横に腰掛ける。


お気に入りの固めのソファが小さく軋む。


携帯を覗き込むと、パズルが組み合わさるように二人の手と足が重なっている。


「歴史を感じるよね。」


「総武線の?」


「うん。…二人の。」


智くんはここ最近この動画をよく観ている。


その度に何だか複雑そうな…切なそうな顔をしてる気がする。



「…いいなぁ。」



智くんが消え入りそうな声でそう呟いた。


予想外の言葉に隣を見る。


その横顔はやっぱりどこか切ない表情で。


そっと肩を抱く。


「…翔くん?」


「あなた、何妬いてんのよ。」


笑いながら顔を覗き込む。


智くんが困った顔をする。


「…別に妬いてねぇし。」


「じゃ何がいいなぁ、なの?」


「……お揃いの青いセーター。」


「くははっ、何だそれ。」


素直に認めたがらない智くんは唇を尖らせている。



二人の関係性。


揺るぎない信頼感。


ピッタリと合わさるその動き。



簡単なことじゃない。


誰にでも出来ることじゃない。



だからこそ、あの二人がやった。


それを智くんは感動してたのに。


泣きそうになる、とまで言ってたのに。



「アイツらにはアイツらの、」


肩を抱いた手で智くんを引き寄せる。


「俺らには俺らの…空気感がある。俺らにしか出来ない演出だって、きっとあるよ。」


俺の腕にすっぽり収まる智くんが上目遣いに俺を見上げる。


「…そうかな?」


口は尖らせたまんまなのに、瞳はどこか甘えた色を携えて。


…く~っ…可愛い。


たまらずちゅっと唇をくっつける。


一瞬のことに目をぱちくりして、少ししてから


「不意打ちはやめろって…」


と顔を俺の胸に埋めて赤く染まった頬を隠す。


ふふ、真っ赤な耳が丸見えだよ。


「だからさ、これから探してこうよ。二人で出来ること。…二人にしか出来ないこと。」


柔らかい髪の毛を優しく撫でる。


智くんは「んー…」と呟き、俺を再度見上げる。


納得してくれたかな?と思って微笑んだら、



「そんなんいいから、俺らのキャッチフレーズ決めよ。」



……は?


キャッチフレーズ??


そんなんいいから???



「UBに負けないような、切っても切れない感じのやつ。決めよ。」


UBに負けないような…?


何かわけのわからない流れになってきた。


「切っても切れないって…あぁ、歌詞のWe could never leaveのとこ?離れないよってやつ?」


「英語はわかんねぇけど、そう!俺らのやつ作って。」


作ってって…丸投げかよっ!


「えーと…」


無茶振りにもつい対応してしまうのは惚れた弱みか智くんのこの自由さに慣れたせいか。


部屋をざっと見渡して目に入ったそれを見て適当に言う。


「充電器と携帯、JKとかどう?」


我ながらアホらし。


こんなんで納得するわけないけど、場繋ぎ的に投げやりに言ってみる。


すると腕の中の智くんが突然頭を上げる。


「でッ!!!」


後頭部が俺の顎にクリティカルヒットして鈍い音が鳴る。


あまりの痛みに生理的な涙を滲ませるも、智くんはキラキラした目で俺の手を取る。



「いーじゃん!翔くん俺のケツ に突っ込むし、何かピッタリだね!」



え………。


いやそれ俺が言うならまだわかるけど、(いやわかんねえけど、)智くんが言う?!


別にいいんだけど……


つーか今後充電器挿す時、俺どういう心情で挿せばいいのか………。


「う、うん…そうだね…」


「んふふ。いつも2つとも持ち歩いてるからね、ピッタリじゃん。いいね♪」


突然のご機嫌に拍子抜けする。


何だよ、今までの切ない感じのやつ。


まさかUBっていう名前に嫉妬してたわけ?


自分らにも似たようなキャッチフレーズ欲しいから、だから『いいなぁ』なの???


いや、別にいいんだよ?


本人満足そうだし。


でも…何だかな~。


しかもJKって何か…全然しっくりこねぇ~。



「翔くん」


「ん?」


智くんがにっこり笑い、頬にちゅっとされる。



「充電…してよ。」


「…え…」


照れくさそうに智くんが呟く。


「携帯も翔くんも…60%切ると、俺、不安になるんだかんな?」


冗談めかして笑われた。


「……あ、え、ハイ!」



やっぱ


JK最高っ!!!!







「リーダー…ちょっと聞いていい?」


「ん?どしたの松潤。」


「最近…翔くんと上手くいってないの?」


「何で?」


「何か携帯見ながらうっとりした目で女子高生(JK)最高だな~的なこと呟いてたから…」


「はぁ?!何それ!翔くん最悪!!」




色々


のっぴきならない事情がありまして


JKは廃止しました。


よろしくどうぞ。




END




PON!か何かで翔くんが言ってた

「大野と感動するよねって話してた」

から妄想しました(笑)

結構最新ネタでしょー?

これならかぶんないかなって思って(笑)

とは言え何か変な流れの微妙すぎる話になったから

新しく書き直してボツにしました。

(書き直した話も別に納得はしてないけど諦めたw)

にしてもJKって…私のセンスのなさよ…。