おばあちゃんの眠るお墓は、神明天祖神社のお隣の南蔵院です。ここも神明天祖神社と同じく、1916年開山という古いお寺です。
…と、来たのはいいけどお墓はどこだろう
一番手前から順番にチェック。母から聞いたことのある苗字が多い。本当に見つかるんだろうか
今思えば、おじさんに電話をして聞けばよかったかとも思うけれど
ない…これは見つからないかも…と思ったら…
一番奥にありましたおばあちゃん来たよー。
ずっーーーと来れなくてごめんね
おじさんの名前の塔婆がいくつもありました。ちゃんとお墓を守ってくれているのですね
お花屋さんはどこにあるかわからないから、お線香だけでもあげよう。と境内をうろうろ。どこにあるんだろう
ちょうど、おばあちゃんが歩いてきたので聞いてみる。“あそこにあるよ。今日はおじいさんのお墓参りに来たの。お花はまだきれいだったから、お参りだけね”“私はおばあちゃんが…”とまたここでしばしの世間話。若い頃は人見知りな人間だったけど、おばちゃんになると誰かそれ構わず話しかけたくなるから不思議
そういえば子供の頃に、おばあちゃんが家に来て一緒にスーパーに行った時、立ち話をしている全く知らない人の世間話にうんうんうなづいて参加していたのが恥ずかしかった…
帰りは大通りを…昔はもっと賑わっていた記憶…多分一階には、スーパーとかお店が入っていたんだろうなというような痕跡が少しあるのみ。
びっくりしたのは大きなビバホームが出来ていた事街も変わったなぁ。
花畑運河の夕暮れ。
無事お参りも出来て、なんだか心も軽くなりましたきれいだなぁ
空が赤く染まるまで見ていようかとも思ったけれど、この後に銭湯に行くので切り上げて…
ナビで検索すると降りた道ではなく、この近くにもバス停があるようなので探したけどみつからなくて、“あバスが行っちゃったよ”て
バスがとまった付近に行ってみたら、壁に時刻表が貼ってあるって
こりゃわからんて
という事で、この後に廃業になる大六天湯さんへ向かうのでした。
銭湯お遍路につづく