多摩88ヶ所霊場最難所で災難 | 行きあたりバッチリ備忘録

行きあたりバッチリ備忘録

ブログの説明を入力します。

 

今日は多摩88ヶ所霊場の

最難所である50番を目指す途中

災難に遭遇した話です。

 

目的地宝蔵寺は

前回歩き終えた所から13キロ先にある

山中のお寺。

 

武蔵五日市駅をスタートして

1時間過ぎたあたりで歩道が無くなり

道幅も狭くなり

ダンプカーが轟轟走って怖いし

トコトコ歩く私は迷惑でしかない感じ。

 

こんな素敵な遊歩道への入り口を発見!

かなり遠回りになるけれど

こっちの方がずっといい♡

 

いやー、今まで歩いた中で一番良い道🎵

と調子よく歩いていたのですが、

どこで間違えたものか遊歩道が

いつのまにか険しい山道に。

 

それでもGoogle map先生が

宝蔵寺まで8.8キロ 3時間30分って言うから

頑張って歩くが岩場とかもあって全然進まない💦

 

どれだけ進まないかと言えば

2時間歩いても

宝蔵寺まで7.8キロ 3時間20分だそうで

まだ時間は十分あるが

この情報を信用してはダメな気がする。

 

それでもなんとなく歩き続けてしまったのは

心惹かれるお社が点々と現れたから。

 

稲荷神社 山神社の合祀された小さな祠

 

いきなり立派な石の鳥居が現れたり

 

松の根方の石碑に

「団子木社 年古き老松 枯れ果てた為 生年の記念に 団子ひとつ 藁包みにて 供えたる定め」って刻んであったり

なんか昔話みただいだー。

 

 

鶴松神社という石碑のうしろにおっきな松の木

 

再びの鳥居

 

鳥居をくぐって

登った石段の上には 灯籠と

 

高明神社跡

最初の鳥居からずっとこのお社への参道だった

ということですね〜。

 

そして、神社は移転してしまった。

こんな大変なところへはお参りできないから。

 

いやホント 大変なところです。

 

靴もふつうのズックだし

膝も痛くなってきた。

下りはストックなしで大丈夫なのか?

 

不安しかないところに

山道に入ってから初めて

向こうから来る登山者と遭遇。

 

切羽詰まって

「どのくらい歩いたら人里に出られますか!?」

と聞くと

 

もっとずっと向こうの山から入って

こっち側に抜けてきたそうで

後からやってきた第二登山者も

満場一致で引き返した方が良い、と。

 

しぶしぶと

往復4時間のハードな無駄足を受け入れ

同道して頂きストックまで貸して頂いて

お陰様でなんとかバス停まで辿りつけました。

 

調べてみると

高明神社は30年以上まえにふもとの里に移転していました。

 

御祭神は

天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)

伊弉諾尊(いざなぎのみこと) 

伊弉冊尊(いざなみのみこと)

 

稲荷神社と山神社は大正6年に穴沢天神社に合祀。

主祭神はおそらく大山祇神と豊受姫命?

 

「人が動くだけでエネルギーが動いて

地球にとって役にたっている」と聞きます。

 

お告げを受けてあちこちの神社に

お参りしている方もおられる。

 

お告げには気づけなかったけれど

行き当たりばったりで山道に入って

たずねる人の少なくなった所へ

お参りできたのはとても嬉しい

行き当たりバッチリでした。

 

だが、徒歩での50番宝蔵寺参拝はキビシイ。

歩道のなくなる所からバスを使おう。

まあ、ズルなんですが。

 

いつの日かちゃんと遭難しないよう準備して

山越えにトライしようかな。

また、古い神社にお参りできるかも♡