「●時になったら大掃除を始めよう」
「あっ、●時過ぎた。●時15分からにしよう」無限ループ。
試験勉強の時と変わらず発展性のない自堕落星人、更年期ヨギーニNaoです。
尻に火がつかない・・・(T▽T;)
(10年以上前のお話です)
さて、私は初潮からずっとひどい月経不順でした。
数ヶ月ないのは当たり前。
一人目はなぜ授かったのか、いつ授かったのかわからない状態。
気がつくのも大幅に遅れ、受診した時にはお腹の中に立派な人間がいました。
愚か者ですね。
ですから、いざ2人目が欲しいと望んだ時、基礎体温をつけるところから始めました。
ガタガタの体温表を見て産婦人科医は「これじゃあ、妊娠できるわけない」と体温表を机に投げました。
月経周期が安定している方は「そろそろ排卵かな?生理かな?」と予測が立てられますが、私はずっとわからないまま。
排卵誘発剤を飲んだら、月経血が真っ黒、2日で終了。
排卵検査薬はほぼ無駄に終わりました。
ヨガでは自分の体を詳細に見つめていきます。
毎日同じポーズをしていると、細かい変化がわかるようになっていきました。
特に開脚はわかりやすいポーズでした。
月経前に開きやすくなるのです。
他のポーズもしやすくなります。
逆に月経がくる直前、体温が下がると、やわらかさが消え、今度は体がかたくなるのがわかります。
ちなみに、月経前に体がやわらかくなるのは、月経に向けて骨盤が開くからと言う説明がありますが・・・
私は骨盤は開閉しないという説明に納得しています。
仙腸関節が動くから開閉するよという方もおられますが、<開く閉じる>という表現は言葉として、実際の動きと合わないのではと思います。
開脚がしやすくなるのは、ホルモンの影響で靭帯や関節がゆるむからではないでしょうか。
(詳しい方がいたら教えてください〜)
月経で体が重い状態を抜けると、徐々に軽くなり、アクティブに動きたい気分になっていきます。
そのうち、排卵もわかるようになりました。
月経不順なんで2週間で排卵というわけにはいかないのですが、何となくわかるのです。
結果、基礎体温は3、4日に一回、確認のために、テキトーに計る、記述はしないというやり方に落ち着きました。
そして最終的には計らなくなりました。
ヨガが教えてくれたのは、数字ではなく、まずは自分の体の声に耳を傾けること。
普段、意識は自分の体を離れて、外の世界、そして未来や過去を浮遊しています。
人は自分の体に無頓着です。
体に大きな不具合が起こらないと、意識が体に戻りません。
でも、ヨガで意識を自分に戻すと、小さな変化はたくさん起こっているんですよね。
その変化に気づいてあげられるのは、自分しかいません。
私は気力、体力がないので、月経が飛ぶことは省エネ対策なのだと痛感しました。
月経不順の自分を責めてましたが、肯定的に捉えられるようになりました。
皮肉なことに2人目出産後はなぜか、きっちり毎月来るようになったんですけどね(苦笑)。
今、更年期を肯定的に捉えられるところまで至っていません。
キラキラ更年期♪なんて状態じゃない、ドロドロ、ダラダラ、クタクタ(苦笑)。
まだ学びどころがあるということやな〜。
ヨガはどのライフステージも伴走してくれます。^ ^