こんにちは！
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使命発掘ライフコーチの松野麻由子です。
前回の更新から
だいぶ時間が経ってしまいましたが、
約1年前に突然襲われた若年性脳梗塞。
それを境に自分の人生に
一番インパクトを与えた気づきについて
お伝えします。
以前のブログはコチラ↓
「若年性脳梗塞。「死」を感じて気づいたこと①」
全て起きることには意味がある
私はいつからかそう思って生きています。
そしてただ意味があるだけではなくて、
一見どんなに辛い出来事であったとしても、
自分が成長していくために
必要な気づきをくれる「愛」
のようなものだと感じるようになりました。
なので、
全て起きることには意図がある
という感覚に変わってきました。
もちろん、
それが真実かどうかはわかりませんし、
起きることに意味なんかない、
という考え方もあります。
ただ、何かしらの意図がある、
と考えるほうが、
謎解きのようで楽しいし、
辻褄が合うな～
と感じることが多いので、
自然とそうなりました。
今回の私に起きた脳梗塞は、
確率的にはものすごーく奇跡のような
確率でした。
何かの原因（恐らく脱水症状）で
脚に血栓ができ、
（そもそもこの年齢で
血栓ができること自体が珍しい）
その血栓が、飛ぶ先は、
通常は肺か心臓です。
エコノミー症候群などは、
脚にできた血栓が肺や心臓に詰まり、
窒息や血液循環が止まる恐れがある病気です。
それが私の場合、
心臓の右房と左房の間に
空いている小さな穴
（お腹の中にいる時にはあるもので、
そのまま残る人は人口の20%くらい
いるそうです）
をすり抜けて、
脳に直結している血管に入り込み、
それが言語野を司る脳に
詰まり、脳梗塞となった
という経緯でした。
水不足とはいえ、
血液的に特に問題がなかったにも
関わらず、血栓ができたこと。
普通は死ぬまで意識されもしないほど
小さな心臓の穴をすり抜けて
脳までいったこと。
（すり抜けなければ、血栓が小さすぎて、
特に症状は感じないようなものでした）
とにかく
奇跡的な確率としか
いいようがありませんでした。
そして、
この出来事が起きた後、
一番大きく変わったのは、
娘に対する私の心持ちでした。
突如目の前がチカチカし、
言葉を発することも、
物事を考えることもできず
パニックになる中で、
これは死ぬかもしれない、
と感じたその瞬間、
私が最も恐れたのは、
娘の成長する姿が見れないかもしれない、
ということでした。
普通の親であれば、
そう思うのも当たり前、
と感じるかもしれませんが、
当時の私には実は以外でした。
私は自分の親が離婚した際、
母がある日突然いなくなった経験から、
家族であっても、
いつかいなくなることはある、
という前提があり、
娘に対しても、
今の旦那さんと離婚することがあって、
一緒に住めなくなることも
あるかもしれない。
だから、そんな時に備えて、
自分の娘にも関わらず、
どこか距離をとっていたところが
ありました。
彼女のベストな環境を
提供することには力を惜しまないけれど、
私自身が深く彼女と関わるということを
どこかで避けていたように思います。
でもこの出来事があって、
私はこんなにも娘が大切だったんだと、
改めて気づかされました。
普段は、仕事のことや、
海外に移住することなど、
そういうことばかり考えていた
気がしましたが、
リアルに「死」を
意識した時に真っ先に出てきたのは
娘のことでした。
どこかで自分のことを、
愛情が薄い母親、
のように感じていたり、
離れる可能性も前提に
関わっていたことに、
罪悪感と自己嫌悪を
感じていましたが、
自分が本当は
娘が大好きであるということ、
だからこそ深く関わることを
恐れていたことが分かり、
本当に嬉しかったのです。
そして、病院を退院後、
私はどんなことがあっても
娘とは離れない。
しっかり向き合っていく。
と決めました。
「私が離れることが
彼女にとって最善なのであればそうする」
という考え方が以前はありましたが、
この出来事を通して、
例え結果としてそうなったとしても、
私の心持としては、
「私は、彼女と一緒にいる道をいつも選ぶ」
というものに変わりました。
そこから、娘との関係が
とても改善していきました。
娘にとっては、
突然母親が10日間不在にするという状況で、
とても辛い経験だったと思いますが、
退院後は、
精神的にも安定し、
ご機嫌な日が圧倒的に
多くなっていきました。
母親としての私の覚悟が、
彼女にも伝わって、
安心できるようになったから
なんだと思います。
これは、クライアントさんの
ライフコーチングをしていてもいつも思いますが、
辛い出来事ほど、
それに見合うだけの大きなギフトが
必ずあるなと。
もう2度と同じような体験はしたくはありませんが、
宇宙はいつも、試練と支援を同じだけ
用意してくれてるなと、
1年経った今、改めて振返れたのでした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました✨