【読んだ本】 必ず給料は増える | kottsunのLogノート

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後悔
うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ 』平康慶浩
 
 ビジネスブックマラソンの土井英二さんが、たまたま書店で買ったこの本が面白かった。という記事を読み、興味本位で読んでみましたが、確かになかなか面白いことが書かれており、自分も今後の仕事において意識しておこうと感じたことがいくつかありました。
 

 この本では、「普通の企業」、「ブラック型企業」、「業績悪化型企業」、「二重苦企業」での給料の増やし方だけでなく、業種別や、職種別でもどうやって給料を増やせばよいのか? その方法が書かれていますが、今回は その中でも一番基本となる企業タイプ別の給料の増やし方について、書いてみたく思います。
 
 
◆普通の企業の場合
定期昇給で給与を増やす
 → 普通の企業で給料が増えていないとすれば、君が会社で『できる人』だと思われていない可能性が高い。そのため日々の仕事ぶりを上司に認められるようにする方法を取ればよい。
 
ポイントは3つ
できるだけ誰かと一緒に仕事をする = 1人で仕事をしない。つまり君の仕事ぶりを知っている人を増やす
君の評価をする人に直接報連相をする =メールでの報連相だけで終わらせないようにし、上司の懐に入るようにする
品質よりもスピードを重視して仕事をする =自己満足のための品質を追い求めない
 
 
◆ブラック型企業の場合
昇進で給与を増やす
 →ブラック型に分類される企業では、人が交換可能な部品として扱われる傾向にある。そのため君がコストとして扱われる事から抜け出すさなくてはならない。
 
ポイントは3つ
自分の給料を含めたコストの減らし方を考える =給与は増えないものと割り切り、いかにして君がコスト削減策を考えているかということを上司に知らせる
売り上げを増やす活動に力を注ぐ =単純作業で人を育てることで、君が行うはずだった単純作業を他の人に任せ、自分は売り上げを増やす活動に時間を注ぐ
上司の仕事を真似る =できない上司でも上司になっている理由があることを理解する
 
 
◆業績悪化型企業の場合
配置転換で給与を増やす
→一度業績を悪化させ、昇給をやめたり賞与を大幅に減額した企業では、その後業績が大幅に回復しても、昇給額や賞与を以前の状態にまで戻さないことが多い。そのため、給与が増えやすい部署、つまり「伸び盛りで、経営層にも期待されていて、人員の少ない部門」への異動を目指す
 
ポイントは3つ
武器を作る =マネジメント系(事業計画策定・マーケティング・財務・ファシリテーター・コーチング)の専門性が最良の武器になる
スポンサーを作る =少なくとも1人の役員を味方につける
社外の知人・友人を増やす =社内の孤独に耐えられる状況を作る
 
 
◆二重苦企業の場合
転職
 
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目次
 第1章 給与が増えなくなったのは君だけじゃない
第2章 君の給与を増やすための基本ルール
第3章 業種別の給与の増やし方
第4章 職種別の給与の増やし方
第5章 二重苦企業から脱出したい君へ
第6章 希望は人事制度の中に必ずある
第7章 ハケン・アルバイトから抜け出せない君へ
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うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ/東洋経済新報社
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