最近はiPhone「Wi-Fiネットワーク」設定をONにすると
かなりの無線LAN親機のSSIDを拾います。
特に最近はスマートフォンの拡販により、各通信キャリアが
あちこちに無線LANアクセスポイントをばらまいている。
というのも理由ですが、それについて以下のような記事が
ありました。
実は無線LANの通信環境は急速に“汚れて”いる。
背景にあるのは、無線LANで主に使われている2.4GHz帯の混雑だ。スマートフォンをはじめ、多くの無線LAN対応機器はIEEE 802.11b/g/n方式に対応している。2.4GHz帯の電波を14チャンネルに分けて通信に使うが、各チャンネルの周波数は重なっているため、安定的に通信できるのは実質3チャンネル分しかない。これに対し、都市部ではAPやモバイルルーターなどで数十局の親機が検出される場合すらある
で、その結果、無線LANって通常の通信回線よりも速い
はずなのに、一般の3G回線の方がスピード速いような
場合もみられます。
そんな中、「AirStation」ブランドで有名なバッファローが、
「11ac」規格の無線LANルーターを発表
(アメリカにおいてで、国内は未定)
この「11ac」って何なの? に対してこのように書かれています。
11ac規格は、5GHz帯の周波数を利用する無線LAN規格で従来の11n規格に比べ最大約3倍(※)の転送速度1300Mbps(1300メガビット/秒。規格値)の通信速度を誇り、有線だけでなくワイヤレスでもギガビットネットワークの構築を実現します。速度の向上により複数同時ハイビジョン動画のストリーミング再生を実現する他、昨今、電波干渉による速度低下が懸念されている2.4GHz帯の11gに代わる通信規格としても期待されています。
また、11ac対応製品は、従来の無線LAN機器11n/11a/11g/11bの上位互換性を保つよう設計されており、より快適なインターネットアクセス環境をお客様に提供いたします。
※従来11n製品450Mbps(規格値)と11ac( 3×3モード通信時)1300Mbps(規格値)の比較
今一般的に使われている2.4GHz帯は、外では多くの
通信会社が使っており、家の中では電子レンジや
コードレス電話などもこのHz帯を使っているので、
この5GHz帯を使い、かつ高速な11ac製品というのは
非常に魅力的ですね。
あとはどれくらいの費用で、いつ頃日本にも導入されるのかが
気になります。
