常識とは他人がつくったもの | kottsunのLogノート

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7つの制約にしばられない生き方 』 本田直之

昔と違い、がむしゃらに働いたからといって確実に給料が増えるか? といえばそうでもなくなってきているこの時代、自分の価値観に沿って生きて行くこともひとつの選択肢として出てきている。

賢く楽しく生きていくためにはどうすればよいのか?
その一つとして、今回この本では「7つの制約」、つまり「時間、場所、人、お金、働き方、服装、思考」を見なおしていくことを勧めている。

ようは今まではこれが常識だった。と言ってもそれは昔の価値観の話しであり、今それをやったところで幸せになれるか? と言えば疑問がつく。だったら昔の常識そのものも疑ってみて、今自分が求める価値観の生活をしましょう。ということを紹介してくれています。

ハワイと日本を家を持ち、ほとんどTシャツ姿で仕事をこなす本田さんが実践したこと、思ってきたことが書かれていますので、同じように幸せになる生き方を求める人には、その考え方を学ぶにはよいのかもしれません。

ただ考え方として持っていおくことは大事だけど、「実際は・・・」と思ってしまう自分は、まだまだ世間の常識に囚われてしまっているのかもしれません。

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目次

第1章 7つの制約にしばられない生き方とは?


* 何も制約がなければ、あなたはどんなライフスタイルを送っているのか?
* 具体的に書いてみる
* 制約されないメリットとは?
* どうやったらしばられない生き方ができるか?
* 誰でもできる
* 会社・仕事選びも重要
* しばられない生き方のためにいま足りないことは?


第2章 必要な考え方は?


* 覚悟する・リスクを受け入れる
* すべてを得ることはできないので、捨てる物を決める
* ゴーイングコンサーン、継続していくことを考える
* 考え方をリセットしてみる
* いろいろな考え方や価値観を知る
* 柔軟性を持つ・決めつけない
* 他人と比べない
* 周りを気にしない
* 順番を間違えない
* 同時にいくつもの仕事をする
* お金を払ってでもやりたい仕事をする
* 自分から動く


第3章 必要なスキルは?


* タイムマネジメント力
* 検索力
* 営業力・パーソナルブランド力
* 右肩下がりのプランを立てる
* 素直力
* モバイルIT力
* お金の知識
* 自分で仕事をつくっていける力
* 流される力=ドリフト力
* 自分を知る
* メンタル力
* セルフモチベーション力
* 多読力
* 人間力
* 英語力=グローバルなコミュニケーション能力
* セルフマネジメント力
* コミュニケーション力・文章力・表現力
* カラダマネジメント力
* 工夫の仕方

第4章 7つの制約にしばられないための実践方法は?


* 住む場所は大事
* 会社以外の仲間や趣味を持つ
* 定期的に物を減らす
* 浪費型の習慣を避ける
* 買い物の仕方・家計簿をつける
* 家族の理解を得る
* 給料以外のいろいろな収入源を持つ
* ゆるい服装が思考を広げる
* 雇用しない
* 他人を変えようとしない・この人しかできない仕事をつくらない

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朝起きてから夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ。


あなたの時間は限られている。
だから、他人の人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。
世間の常識にとらわれてはいけない。
それは、他人の考えに従って生きることになるのだから。
他人の意見に惑わされることなく、自分の内なる声をかき消したりすることがないように。


大変化の時代を賢く楽しく生き抜くためには、一歩先を見た新しい価値観やライフスタイルが必要とされる


わたしたちは、「常識」という名の「他人が都合よく作ったルール」に支配されている


ひとつずつ制約を外して考えていくと、今の自分に必要なことは何か、ということが自然と見えてくる


自分にとって大切なものが何かわかっている人は、すべてを得ることができないことを知っています。だからこそ、最短距離で一番ほしいものを手にすることができるのです。


どんなことでも、長期的な視点でやっていかない限りは、短期的にいくらプラスだったとしても最終的にはマイナスになってしまうのです。


周りの目を気にしても、他人をうらやましがっても、仕方がありません。それよりも、自分が楽しく生きるにはどうすればいいかを考えるべきでしょう。


時には何かに焦点を合わせて、徹底的に頑張る時期が必要です。


雑用をおろそかにしていると、雑用から先へは進めないのです。


タイムマネジメント法
「締め切りをつくること」
「時間割をつくること」


本来の営業力とは、お客さんが買いたいと思うような状況を作っておくこと。自分から売り込みにいくのではなく、相手に選んでもらえるようにするのです。


世の中に自分のことを知ってもらうには、売り込みではなく情報やノウハウを提供することが大事なのです。


あなたに起こりうる問題は、今あなたが関わっていることや、あなたのレベルに合った身の回りの出来事しか起こりません。


モチベーションとは主観的なもので、本来上がったり、下がったりするものではありません。




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