自分の給料をあげるには、営業マンならトップの営業成績を残す。
という方法が一番だと思います。
ただそれは不動産や保険会社など個人ユーザーを対象とした場合はかなり有効な方法ですが、メーカー営業でしかも代理店営業などをしていると、市況や自社の製品、そしてお客さまの状況によって営業数字は左右されることが多く、トップの成績を続けるのはなかなか難しいものがあります。
では他に給料を上げる方法とは?
それは
上司に対して尽くすこと。
もしくは
自分の部下を育てること。
のどちらかをすることです。
自分の評価は上司が行います。
だから自分の上司に尽くしていれば、上司も人間ですから、
自分を嫌う人間より自分に尽くしてくれる人間の方を高く評価するでしょう。
では、自分はそんな上司に尽くしたり、媚びたりするのは嫌だ。
という場合は、逆に部下を育てることに注力します。
育てた部下は自分の腕となり動いてくれるようになります。
そして部下がそれなりの売り上げ数字をあげるようになると、それは自分の上司の評価にもつながります。
そうなると上司は売り上げ数字をあげる営業マンを育てた人間を無視することができなくなります。
上司にとっては、自分の代わりに売り上げ数字をあげてくれる営業マンを育て、その営業マンを自分の代わりにうまくまとめてくれる人間の評価を下げようとはしないでしょう。逆に自分が楽になるためには、その人間の評価を上げてやろうとします。
給料を上げたければ、その権限を持つ上司の立場になって考えてみること。
そうすれば自ずと何が良い方法なのか見えてくると思います。