『マニャーナの法則』 マーク・フォースター | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

 本の帯には
「シゴタノ!」の大橋悦夫さん、佐々木正悟さんが大絶賛!
「数ある時間管理術の本の中で、現在最高の1冊!」
 と書かれていますが、まさにその通り!!  私的にも非常に心に残る1冊です。

 「至急」「すぐやる」などの仕事に追われてしまい、結局仕事がおわらない。充実感が無い。
数字がいかない。などマイナスな結果になってしまっていることが多い。
 もっと効率化をはかるにはどうするのか? 
 この本では「明日出来ることは、明日にまとめて処理する」 そうすることで時間に流される
のではなく、自分でもっと時間を管理していく。ということが書かれています。

 当たり前と言えば当たり前の話なのですが、それを行うようにどうすればよいか?
いろいろなツールを用いた方法が書かれており、シンプルですが学ぶべきことが多いです。 

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目次

はじめに

第1章   まず脳の特性を知っておこう

第2章   仕事のシステムをつくる7つの原則

第3章   「効率」はあなたの創造力と整理にかかっている

第4章   あなたのタイム・マネジメントは間違っている?

第5章   忙しいだけの仕事は捨てよう

第6章   緊急の仕事を見分けよう

第7章   最強のマネジメント・ツール「クローズ・リスト」

第8章   究極の仕事術「マニャーナの法則」

第9章   タスク・ダイアリーを使ってみよう

第10章  自主的な仕事は「ファースト・タスク」にする

第11章  「WILL DOリスト」VS「TO DOリスト」

第12章  その日の仕事を終わらせよう

第13章  「ぐずぐず先送り」はこれで防止

第14章  プロジェクトにはこう対処する

第15章  システムを機能させよう

おわりに

訳者あとがき
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◆2種類の脳
  「理性の脳」→体全体を動かす規則や計画をつくる
  「衝撃の脳」→本能のまま目の前に事象に対応する

  ※仕事をスムーズに始めるためには、「理性の脳」に「衝撃の脳」にある恐怖感を除いて
   もらうことが肝要  → 自分の計画を実現しやすくなる


◆衝撃の脳をコントロールする7つの原則
  ①明確なビジョンをもつ
  ②一事に集中する
  ③少しずつ頻繁に行う
  ④リミットを設ける
  ⑤「クローズ・リスト」を使う  →ラインが引かれた仕事のリスト
  ⑥突発の仕事を減らす
  ⑦コミットメントと興味を区別する  →コミットメントを基準に判断をする


◆タスク・ダイアリー
  ・仕事を集めておいて、翌日に類別し、まとめてバッチ処理することがベスト
   そのためには1日が1ページになった日記を使うのが最適。タスクが発生したら、
   それを翌日のページ書き込む。それが「クローズ・リスト」となる。
   このタイプの日記を「タスク・ダイアリー」と呼ぶ

  ・書く事は3種類
    ①前日以前にスケジュールされた仕事
    ②前日に集められた仕事
    ③「今日中に」する必要があり、「クローズ・リスト」の下に追加された仕事

  ・毎日する仕事は「デイリー・タスク・リスト」として管理し、ここには書かない
    例)後片付け、毎日発生する仕事、毎日しておきたい仕事、繰り返しの仕事


◆ファースト・タスク
   ・毎日1番はじめにするべき仕事のリスト

   ・向いている仕事
     ①「やり残し」を片付ける
     ②仕事のシステムを修正する
     ③プロジェクトを進める


◆WILL DOリスト
   ・その日にすると決めた仕事で、毎日完了させることが重要

   ・中身
     ①「ファースト・タスク
     ②メール
     ③留守番電話
     ④書類
     ⑤1回で終わる仕事
     ⑥「デイリー・タスク」

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