『1年の目標を20分で達成する仕事術』 林 正孝 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

 「楽しくラクして営業数字が達成するようになりたい!!」 そんな甘い考えから、このタイトルつられて
読んでみました。
 林さんは現在ソニー生命のエグゼクティライフプランナーで、トップのセールスマン。では林さんが
猛烈な仕事人間かと言えば、昔はそうだったそうですが、今は部下の管理や自己啓発の研修等が
中心で、しかもお客様とはほとんど売り込みの話はしないとのこと。
それでも売れる営業マンとはどんな人間なのか? 

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目次

はじめに   働く時間を減らして、満足いく収入を得られないか?

第1章   売り込み一切なし、なのにどんどん人が集まる理由
        ファンを作る営業スタイル

第2章   どんなことにもコミットメンとしろ!
        有言実行だから信頼が得られる

第3章   自分の枠組みを取り払え!
        違和感があるところに新しい発見がある

第4章   価値は自分で決めろ!
        先にトクを考える人ほどトクできない

第5章   営業の基本は忘れるな!
        下積み時代があるからファンが集まる
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◆ファンを作る
 ・まずは、自分のお客様(となってくれそうな人)がどんな情報を求めているのか察知すること。
  察知したら、行動に移すこと。そして体験したことを自分の言葉で語れるようになると、お客様は
  自然に集まってくる

 ・何かを続けることは大切なことで、成果が伴えば、それはいつしか、その人のブランドになる。
  そのブランドを作るためには
   ①人がやったことがないことをやっている人間
   ②人が持っていない知識を持っている人間
  になることで必要である。


◆コミットメント
 ・コミットメントすると、「その数字を達成するためにはどうすればいいか」しか考えなくなる。
  つまり、退路を断って目の前の道を進むしかないという状況に追い込むことで、自分を成長させる

 ・「頑張ります」と言うことは、すでに言い訳を考え始めていると言うこと。
  その場合は「やります」と口にするべき。

 ・例えば、社内コンテストがあった場合など、毎朝毎朝、入賞したイメージを頭の中にすり込んでいく
  そうすることで、達成するにはどうすればいいか、と言うことだけを考えるようになる。
  これは、コミットメントの訓練方法として使える。


◆自分の枠組みを広げる
 ・先入観を持たないこと、偏見を持たないこと、自分のフィルターを通さないこと。
  これが学びの基本姿勢である

 ・ほかの人が良いと勧めるものがあったら、たとえ自分の考えでは良くないと判断しても、
  とりあえず受けてみる。自分が生きてきた経験値とか、成功体験とかは、ほんとに小さな
  枠組み。現実社会には、もっともっと大きなことがたくさんある。


◆営業マンの基本
 ・インターネットでモノが買える時代に、わざわざ人を介してものを買うわけだから、そこには大きな
  付加価値が求められることになる。つまり営業マンが選ばれる時代になった!!

 ・腰が引けた営業をやっていると、いつまで経ってもお客様のことがよくわからない。
  お客様の懐に飛び込み、「お客様のために何が出来るか」とういことにグッと焦点を当てて
  考えていくことが必要

 ・とにかく数字にこだわること

 ・営業トークの研修を受けても、表面のトークだけ記憶してところで、実践ではほとんど使えない。
  「なぜこの営業トークを考えついたのか?」そのプロセスに意味がある。

 ・すべての体験は、ビジネスに結びつく
   体験したことに価値を付けるために、いろいろなことを考えること。


◆まとめ
 トップ営業マンになるには
 ①数字にとことんこだわる
 ②コミットメントしたら、はらを決め、どうしたら出来るかを常に考える
 ③先入観をなくして、いろいろなことを経験する。そしてそれをビジネスにどう活かせるかを
  考える
 の3つが重要である!!

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