そのため来年の手帳を決めると同時に、効率良い書き方とは? どのように書けば良いか? ということを研究中(?)でもあったので、頭のよい東大生のノート術を少しでも身につけば、自分ももっとかしこくなるんじゃない? との思いから購入。
内容はシンプルですが、東大生のノートがそのままのっており、「東大生はどうやっているのだろう?」 という、のぞき見心をくすぐってくれる一冊です。
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目次
はじめに
第1章 "東大ノート"美しさの秘密
第2章 東大生のノートをめぐる物語
第3章 "とうだいのおと"の黄金ルール
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●東大ノート
「とにかくノートを使って書く勉強をしなくてはいけないんです。それもただ書くのではなくて、知識をまとめる力やスピード力を意識しなくてはならない。"意識して書く"ことを続けることで力が身についていく。だからこそ、ノートが活きてくる。
●7つの法則
法則1 とにかく文頭は揃える
法則2 写す必要がなければコピー
法則3 大胆に余白を取る
法則4 インデックスを活用
法則5 ノートは区切りが肝心
→書き留めた知識の全体像を一目で見渡すことができ、あとあと体系的に確認することができる
法則6 オリジナルのフォーマットを持つ
法則7 当然、丁寧に書いている
→常に実際の試験のことを見据え、普段からノートを書いている
※明らかにノート作りを楽しんでいる様子がうかがえる。授業中もただ板書を写すだけではなく、
何のためにノートを取るのかを考え、テスト前に復習するときにより頭に入ってきやすいように
と言う意識を働かせている。
「ノート作りを通して、自ら何かを見つけようとする姿勢」
●東大に現役合格する人の「授業ノート」
・「①板書の部分」と「②教師の話を書く部分」、そして「③自分の疑問や考えを書く部分」の3つが
区別できるように書くこと
・授業を受けながら常に、「何でも書き込もう」「これは何だろう」という気持ちを持ち、ひっかかった
ことをどんどん拾ってノートに書く
●英語ノートのポイント
(1)「①予習」「②授業」「③復習」を考えた基本フォーマット
(2)予習では、問題を解くつもりで英文の訳をすること
(3)間違えた訳は消さないで、赤ペンで修正すること
(4)教師の板書や解説などは、ノートの余白部分に書くこと
(5)復習で使うために教科書には書き込まない
(感想)
この本には、いろいろな東大合格生のノートが載っていますが、共通しているのは参考書として
使えるくらいキレイに、まとめて、わかりやすく書かれているということ。
これを授業中に作ってしまうという、要約力・スピード力が素晴らしい。
自分も最近セミナーに参加することが徐々にですが増えています。その際に少しでも今回読んだ
内容を活かして行きたく思います。
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