『東大合格生のノートはかならず美しい』 太田あや | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

自分の書いたノートや手帳を見ていると、あまりにも汚い字だし、乱雑に書いているので、後で読みたいと思わないケースが多々あります。これが自分にとってのマイナス点だなと心の奥底で感じています。
そのため来年の手帳を決めると同時に、効率良い書き方とは? どのように書けば良いか? ということを研究中(?)でもあったので、頭のよい東大生のノート術を少しでも身につけば、自分ももっとかしこくなるんじゃない? との思いから購入。
内容はシンプルですが、東大生のノートがそのままのっており、「東大生はどうやっているのだろう?」 という、のぞき見心をくすぐってくれる一冊です。

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目次

はじめに

第1章   "東大ノート"美しさの秘密

第2章   東大生のノートをめぐる物語

第3章   "とうだいのおと"の黄金ルール

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●東大ノート
 「とにかくノートを使って書く勉強をしなくてはいけないんです。それもただ書くのではなくて、知識をまとめる力やスピード力を意識しなくてはならない。"意識して書く"ことを続けることで力が身についていく。だからこそ、ノートが活きてくる。


●7つの法則
 法則1 とにかく文頭は揃える

 法則2 写す必要がなければコピー

 法則3 大胆に余白を取る

 法則4 インデックスを活用

 法則5 ノートは区切りが肝心
      →書き留めた知識の全体像を一目で見渡すことができ、あとあと体系的に確認することができる

 法則6 オリジナルのフォーマットを持つ

 法則7 当然、丁寧に書いている
      →常に実際の試験のことを見据え、普段からノートを書いている

 ※明らかにノート作りを楽しんでいる様子がうかがえる。授業中もただ板書を写すだけではなく、
  何のためにノートを取るのかを考え、テスト前に復習するときにより頭に入ってきやすいように
  と言う意識を働かせている。
  「ノート作りを通して、自ら何かを見つけようとする姿勢」


●東大に現役合格する人の「授業ノート」
  ・「①板書の部分」と「②教師の話を書く部分」、そして「③自分の疑問や考えを書く部分」の3つが
   区別できるように書くこと

  ・授業を受けながら常に、「何でも書き込もう」「これは何だろう」という気持ちを持ち、ひっかかった
   ことをどんどん拾ってノートに書く


●英語ノートのポイント
 (1)「①予習」「②授業」「③復習」を考えた基本フォーマット

 (2)予習では、問題を解くつもりで英文の訳をすること

 (3)間違えた訳は消さないで、赤ペンで修正すること

 (4)教師の板書や解説などは、ノートの余白部分に書くこと

 (5)復習で使うために教科書には書き込まない


(感想)

この本には、いろいろな東大合格生のノートが載っていますが、共通しているのは参考書として
使えるくらいキレイに、まとめて、わかりやすく書かれているということ。
これを授業中に作ってしまうという、要約力・スピード力が素晴らしい。
自分も最近セミナーに参加することが徐々にですが増えています。その際に少しでも今回読んだ
内容を活かして行きたく思います。

東大合格生のノートはかならず美しい/太田 あや
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