『超!自分マネジメント整理術』 石田淳 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

文庫本になった『すごい実行力』を読んで初めて行動科学マネジメントの石田さんを知ったのですが、その石田さんが書かれた整理術の本です。最近自分が整理術に悩んでいることもあり、書店で見つけて即購入&即読みをしました。

石田さんが今回整理術について書かれたのは、「整理法」は本や、雑誌、WEBなど様々なメディアを通していろいろ紹介されていますが、実際に行動出来ていない人が多いという現実に気づかれたためで、

なぜ行動出来ないのか? = 物や情報を整理できないのは「行動」に着目していないから。

そのため意思の強さや性格に関わらず、誰でも実践し続けることの出来る行動科学マネジメントをベースにした整理術であれば、成果が手に入れられるという理由からだそうです。

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目次

STEP1   「整理」のカギは行動科学にある

STEP2   自分マネジメント整理術1(仕事のの中身を整理する)

STEP3   自分マネジメント整理術2(環境を整理する)

STEP4   自分マネジメント整理術3(頭の中を整理する)

STEP5   自分マネジメント整理術でさらなるステップ

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●整理が出来ない理由
 ・やり方がわかっていない
  →「何の目的で整理するのか?」「どれが重要な物で、どれが不要な物か?」を明確する
   する必要がある。
 ・やり方はわかっているが「継続する方法」を知らない
  →「行動科学マネジメント」を正しく活用すれば、どんな人でも「整理のやり方」がすっきりとわかり、
   それを「継続」して習慣化することができる

●行動科学マネジメントの3つの魅力
 ①「いつ・誰が・どこで」やっても同じ結果を得ることが出来る
 ②精神力も根性もいらない
 ③これまで続かなかったことが継続できる

●自分マネジメント整理術
 ①重要な物(こと)「ピンポイント行動」を見極める
  →使うか、捨てるのかのルールを明確化する
 ②なすべき行動を一目でわかる形に
  →一目でわかるように「ビジュアル化」したり、具体的な表現で「言語化」する
 ③ピンポイント行動を計測
  →その行動が成果に結びついているのかを常に計測する
 ④継続のためのプログラム(強化)
  →ポイントカードで継続しやすい環境をつくる

●「行動」は具体的でなければならない
 具体性の原則
 Measured 計測できる(数値化できる)
 Observable 観察できる(どんな行動をしているか、誰が見てもわかる)
 Reliable 信頼できる(誰が見ても同じ行動だと定義できる)
 Specific 明確化されている(何をどうするか明確になっている)

●必ず成果が上がる時間管理
 「○時に○○と会う」などは予定の管理であり、本当の時間管理とは、
 ・どんな「ピンポイント行動」が存在し、その優先順位はどうなっているのか
 ・それぞれどのくらいの時間がかければいいのか
 ・そのほかの日常業務はどうするのか
 などを整理して上で、「今月すること」「今週中にすること」「明日中にすること」を戦略的に固めていくこと

 →時間割を作って自分をマネジメントする

 <ポイント>
 ①重要な仕事は午前中に
 ②優先順位が同じなら、やりたくない仕事から先にやる
 ③時間割にゆとりを設ける

●環境の整理術
 ・イラストや写真で「定物定位置」への行動をサポート
 ・メールなど「捨てる」「使う」を即断出来るルールづくりを行う
 ・名刺の整理は「何のためにその名刺を持っているのか?」という目的を明らかにする
 ・パソコンのファイルは保存の際名付けをルール化させ、またフォルダ構造を図式化しておく

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