石田さんが今回整理術について書かれたのは、「整理法」は本や、雑誌、WEBなど様々なメディアを通していろいろ紹介されていますが、実際に行動出来ていない人が多いという現実に気づかれたためで、
なぜ行動出来ないのか? = 物や情報を整理できないのは「行動」に着目していないから。
そのため意思の強さや性格に関わらず、誰でも実践し続けることの出来る行動科学マネジメントをベースにした整理術であれば、成果が手に入れられるという理由からだそうです。
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目次
STEP1 「整理」のカギは行動科学にある
STEP2 自分マネジメント整理術1(仕事のの中身を整理する)
STEP3 自分マネジメント整理術2(環境を整理する)
STEP4 自分マネジメント整理術3(頭の中を整理する)
STEP5 自分マネジメント整理術でさらなるステップ
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●整理が出来ない理由
・やり方がわかっていない
→「何の目的で整理するのか?」「どれが重要な物で、どれが不要な物か?」を明確する
する必要がある。
・やり方はわかっているが「継続する方法」を知らない
→「行動科学マネジメント」を正しく活用すれば、どんな人でも「整理のやり方」がすっきりとわかり、
それを「継続」して習慣化することができる
●行動科学マネジメントの3つの魅力
①「いつ・誰が・どこで」やっても同じ結果を得ることが出来る
②精神力も根性もいらない
③これまで続かなかったことが継続できる
●自分マネジメント整理術
①重要な物(こと)「ピンポイント行動」を見極める
→使うか、捨てるのかのルールを明確化する
②なすべき行動を一目でわかる形に
→一目でわかるように「ビジュアル化」したり、具体的な表現で「言語化」する
③ピンポイント行動を計測
→その行動が成果に結びついているのかを常に計測する
④継続のためのプログラム(強化)
→ポイントカードで継続しやすい環境をつくる
●「行動」は具体的でなければならない
具体性の原則
Measured 計測できる(数値化できる)
Observable 観察できる(どんな行動をしているか、誰が見てもわかる)
Reliable 信頼できる(誰が見ても同じ行動だと定義できる)
Specific 明確化されている(何をどうするか明確になっている)
●必ず成果が上がる時間管理
「○時に○○と会う」などは予定の管理であり、本当の時間管理とは、
・どんな「ピンポイント行動」が存在し、その優先順位はどうなっているのか
・それぞれどのくらいの時間がかければいいのか
・そのほかの日常業務はどうするのか
などを整理して上で、「今月すること」「今週中にすること」「明日中にすること」を戦略的に固めていくこと
→時間割を作って自分をマネジメントする
<ポイント>
①重要な仕事は午前中に
②優先順位が同じなら、やりたくない仕事から先にやる
③時間割にゆとりを設ける
●環境の整理術
・イラストや写真で「定物定位置」への行動をサポート
・メールなど「捨てる」「使う」を即断出来るルールづくりを行う
・名刺の整理は「何のためにその名刺を持っているのか?」という目的を明らかにする
・パソコンのファイルは保存の際名付けをルール化させ、またフォルダ構造を図式化しておく
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