にてベタほめ だったので、即購入。書いていることは一般的なビジネス書と同じことなのですが、
それを脳の動きと結びつけて書かれていることで、よりいっそうの信憑性も持たし、興味深く読む
ことができました。
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目次
第1章:前向きな自分をつくる
1 意欲を高めるための基本原則
2 「やる気が出ない」ときの対処法
3 脳をリフレッシュさせる技術
4 「脳のエネルギーの投資先」を明確にしよう
5 まず「誰のために」を考えよう
第2章:思考の整理術 -計画・実行力を高める-
1 「見えない敵」脳を混乱させる
2 「気になっていることリスト」をつくろう
3 時間的整理-仕事と「私」を多次元的に捕らえよう
4 空間的整理-仕事の効率に差をつけるモノの整理
5 仕事を溜め込まないようにするコツ
第3章:記憶を強化する技術
1 情報を覚えるためには努力が要る
2 「脳の中の小さな机」を意識しよう
3 記憶を引き出す手がかりを作ろう(キーワード化)
4 風景やイメージとして記憶しよう
5 出力の機会にバリエーションを持たせよう
第4章:アイデアを生み出す技術
1 創造力を高める生き方、考え方
2 「ひらめきの連鎖」を生み出そう
3 脳を安めなければ、大きな思考はできない
4 社会の「必要」に気づくために大切なこと
5 考えるほど、問題が複雑化してしまうとき
第5章:気持ちの整理術
1 脳を安定させる「感情のリスク・コントロール」
2 解釈を変え、不快をやわらげる方法
3 目標を持っている人はなぜ強いのか
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・同じ脳の使い方になっている時間を長く続けない。「時間の制約」を設けて、仕事は短めに
切っていく。また、そのやり方に変化をつけていくことが大切
・「次に何をするのか」を脳にはっきり認識させる。
前日の夜に、それを書き出すか、準備・予習をする習慣を持とう
・たくさんの問題に対処するときには、徹底的に「見える化」して処理しましょう。
「見える化」するということは、「思考の整理を脳の中だけで行おうとしない」ということです
・問題を「見える化」するもっとも初歩的な技術は、紙に書き出すこと
「気になっていることリスト」を作成 →思いつくままに記入
↓
重要度・緊急性が低い問題を消す
↓
「あとで解決したいことリスト」を作成
※解決方法がわかっている問題は、対策も一緒に記載
↓
「気になっていることリスト」の今すぐ解決できる問題は、解決して消す
※何らかの連絡、依頼、メール返信など
↓
「気になっていることリスト」の傾注させるべき問題を赤ペンで囲む
※視覚的に区別することで、他のなれている仕事がより楽に感じられる
↓
人に任せられる問題を選び、青ペンで印をつける
・一つ一つの問題に深く集中するために、この「他のことが気になる」という感情をうまく
処理することが大切 → 有効な方法の1つは、段取りを決めること
・一章を読んだら、「この章にはどんなことが書いてあったかな」と思い出し、自分なりの
言葉でまとめること。それをメモ程度にでも書いて、出力してみる。二章を読んだら、また
「この章にはどんなことが書いてあったかな」と思い出し、自分なりの言葉でまとめをする。
そういう「自分なりのまとめ」を積みかさねていくことが大切
・アイデアを考える時
①思いついたアイデアは必ず出力する。できればそれを人に見せる
②アイデアを生み出すための刺激を脳に与え、ひらめきの連鎖を期待する
③時には、思考の形を崩すために、意外性の高い情報に触れることも大切
・「目標がその人を支配する」
目標を持っている人は、自分が今何をするべきか、自分にとって何が大事かと言うことを
判断しやすく、それがわからないことに起因する余計な不安や混乱を避けやすい。それで
感情を安定させやすい。
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