大阪府の橋本知事について | kottsunのLogノート

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最近にニュースで大阪府の橋本知事が、市長との会合において財政支出の削減を

涙を浮かべながら訴えたことが、取り上げられていた。

そんなニュースを観た最中に雑誌「THE21」の「テリー伊藤の成功者の裏マニュアル」

というコラムに橋本知事の話が載っており、大変興味深い話だったので、取り上げたい。


橋本知事が弁護士として有名になったは、TBS系の「サンデージャポン」にレギュラー

主演したこと。実はそれはデーブスペクターの紹介であり、しばらくはデーブの事務所に

所属していた。ところがしばらくして、彼は爆笑問題の所属事務所「タイタン」に移籍。

そちらの方が活動の幅を広げられるというメリットが大きいためだが、普通なら紹介して

もらった人との義理や恩もあるからと思って決断できないようなことも、彼をお構いなし。

また「サンジャポ」についても、いきなり降板を告げたと思ったら、それから何年かして

何もなかったかのように復帰。普通の神経の持ち主なら二度と復帰できないようなこと

を、彼は平気で行ってしまう。それが彼の武器である。

そしての今回の府知事。彼のところには前回の参院選出馬の話もあったと思うが、

陣笠議員のひとりになったとしても何もできない。ということをよくわかっていた。

そこで一国一城の主、大阪府知事のポストならそれなりに価値のあるということで

出馬したに違いない。

こうした橋本流の行動原理を一言で表現すれば、「戦国武将」

「こっちにいったほうがいい」と思ったときは、躊躇することなく次に行く。それが戦国を勝ち

抜き、出世し、国をとるためのマニュアル。

優秀でシャープであるだけでは上には行けない。鈍感力と呼べるほどの図太さとほかを

顧みない行動力が必要なのだ。

それが橋本流のし上がりマニュアルである。