お世話になっている《目黒池田》さんの
《池田重子コレクション展》へ
お友達の宏枝さんと。
ちょうど2代目の由紀子さんもいらっしゃって
今回の見どころなどを直接うかがえました♪
なんて涼しげ!
素敵な色!
強いブルーのモダンな模様のお着物と
優しい色の帯の組み合わせが白眉です。
ご覧になれますか?
手前の青いお着物の帯には、
舞い降りる鶴が刺繍されています。
水に舞い降りる鶴ですね。
この帯留めは螺鈿細工。
緑色の貝だけ使って菊の葉を表現し
花びら部分は白い貝。
帯は金の蜻蛉に銀の萩。
夏から秋への移ろいを見事な迄に表しています。
池田重子さんのコーディネートには
「物語」があります。
半襟も薔薇の刺繍です。
鷺とカラス。
素晴らしいグラデーションです。
そして、なんて躍動感!
お着物の黒い菊花と帯の白い菊花が
お互いを求め合うようです。
帯留めは菊の葉っぱ型なんですよ♪
溢れるサービス精神の方でした。
IKKOさんのお着物は先代の池田重子さんのアドバイスを取り入れながら
1cmでも細く見えるように、美しく見えるように創意工夫を重ねていらっしゃるんですって。
首元のフォルムを美しく出すために大きく横に抜いて
半襟が少し浮くように綿を入れている事とか
半襟に凝るように、おはしょりにおしゃれな別布を付けたり
お袖を長めにして体のラインがほっそり見えるようになさったり。
IKKOさんてとても上背のある方なんです。
それなのにあんなにエレガントに見えるのには
凄い努力と工夫があるんですね。
それを、
IKKOさんをより美しく見せるための着物作りに情熱を注ぐ由紀子さんの仕事がサポートしているんだなと
お二人のお話しで初めて知りました。
IKKOさんは30才代は男着物を着ていたのを
40才から女着物になさって
その時に、当時大女優のお着物を数多く扱ってらした重子さんが親身になってアドバイスしてくれたんだそうです。
先代の池田重子さんへの愛に溢れたIKKOさんのトークから
お二人の深い絆が伝わってきました。
素敵な腰つき♡です。
由紀子さんが手がけたIKKOさんのお着物は
すでに200点!!だそうです。
この日も水をイメージした粋なお着物に真っ白な帯が映えて遠目にも素敵でした。
帯留めは蜻蛉だったんですって。
池田重子さんの着物コーディネートには
「物語がある」
だからこんなに人を魅力するんですね。
それをIKKOさんも由紀子さんも
とても大切になさっていらっしゃいました。
こちらを間違えて持って行っちゃって
入り口でまさかの「チケットがない!」状態。
宏枝さんと会場前で大笑いでした。
《池田重子コレクション~日本のおしゃれ》
は6月19日(月)迄
阪急うめだ本店9階
阪急うめだギャラリーにて
金土は10:00~21:00
日〜木は10:00~20:00
最高級のコーディネートから手頃なお値段のお着物、帯、オリジナルの着物小物やグッズも充実しています♪
骨董水妖
白井澄子
京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4杉山ビル3F
phone/075-541-5128
京阪電車三条駅2番出口徒歩1分
6月の営業予定は→こちらです♪