白磁向付 | 骨董水妖◇美術品は美術館で見るよりおうちで使う方がずっと楽しい!◇

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江戸時代の古伊万里、超絶技巧の時代蒔絵の重箱、美術館で見た有名な絵師の絵画など、ハイクラスの古美術品が、とってもリーズナブルに買えるお店です。




1650 ~1660年代
径 6.5 ~7cm 高さ 5 ~6cm 底径 3~3.2cm



アールデコを思わせる直線的なフォルム。

 
高台は直線的なラインで斜めに立ち上がっています。




器全体の姿は、朝顔の花のような形です。


朝顔の花は、ガクに近い細い部分から
柔らかなラインを描いてぱーっと広がっていますね。


この器は、細い胴部分から

広がった柔らかなラインの縁部分へ、《カキーン》っと急に変化します。


エッヂがきいているんです。




 

上から見ると、まん丸な本体から四角い縁へ

なんとも洒落たデザイン。




ご覧いただけますでしょうか。
この器たちは個体差が大きいです。
 

全部で5つの内

縁を含めたトータルの高さが
大きいモノから小さいモノまで9mmもの差があるのです。


縁を除く胴部分の高さも
3.5cmの個体が3つと4cmの個体が2つ。


縁の大きさも立ち上がり方もそれぞれ違っています。




こんな姿のもの




こんな姿のものも。


 
桃山時代の織部の向付には、全然違う意匠の器を5個セットにしたものがありますが

その流れを汲んでいると思うのは
私の考えすぎでしょうか。



裏から見ると縁部分に轆轤目が見えます。
 



とても薄く作られています。

夢みたいに軽いんです♪



この時代特有の真っ白でしっとりと優しい肌。

 
この直線的なラインは、ほぼこの時代しか作られなかったデザインです。


ヨーロッパで、アールデコが生まれる260年も前に

日本には、アールデコのデザインがあったんですね。


私はこの時代の白磁が一番好きです。





上品でモダンな優品。





フルーツを盛ってみました。

ソーサーを染付にすると可愛いコーディネイト。





ソーサーまで同じ時代の白磁にすると、
この上なくエレガント。


玄人好みの上級なテーブルコーディネイトに。
 



価格はお問い合わせください。




骨董水妖
京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル3F
phone/ 075-541-5128
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