- サッカーをしている
- 短距離走をしている
- 歩くと痛い
- 運動中に急に動けなくなった
- 骨盤の出っ張っている部分が痛い
上前腸骨棘裂離骨折とは?
上前腸骨棘とは、骨盤にある骨の出っ張りのようなもので
その出っ張りに大腿筋膜張筋と縫工筋と言う筋肉がついています。
更に、骨盤の様々な部位は20歳前後になるまでは、
骨端核と言う小さな骨として骨盤にくっついているような
感じなので力学的に弱い構造になっているので
筋肉の牽引力に骨が耐え切れずに骨折してしまいます。
こういうことから上前腸骨棘は、急激にスポーツが厳しくなる
14歳から16歳の子供に多く発生します。
上前腸骨棘裂離骨折の原因は?
サッカーのシュート時や短距離走の
スタートダッシュ時などの急激な股関節の
動きによって裂離骨折が発生します。
また、ハードル走やジャンプをする競技にも
多く発生します。
上前腸骨棘裂離骨折の症状は?
・骨盤部に急激な痛みが走り
歩行が困難になる。
・骨盤の出っ張っている部分にを
押すと痛みがある。
・股関節を前に軽く曲げて痛みが出ない姿勢
を取るようになります。(逃避姿勢)
上前腸骨棘裂離骨折の対処法は?
・まずは病院に行くようにしてください。
・病院に行く前の応急処置として。。。
氷水で10分間患部を冷やしてください。
また、患部をできるだけ心臓よりも高い位置に
挙げて下さい。
とにかく安静にして、冷やすことを重点的に行ってください。