ボルダリングが原因の前腕屈筋腱損傷とは?
・最近、ボルダリングが流行っていますよね。
・それに伴い、前腕の屈筋腱(手のひら側にある筋肉)を
損傷する人が増えてきています。
・なぜ損傷するかといいますと、ボルダリングは
指の筋肉だけで体の体重を支えるので
普段運動をあまりしない人がいきなり
ボルダリングをすることで、筋肉に許容範囲以上の
負荷がかかってしまい、損傷してしまいます。
症状は?
・損傷(断裂)を起こした筋肉が担当している
指を曲げることができなくなってしまいます。
・その指に力が入らないので、損傷を起こした側の
手の握力は著しく低下します。
・損傷は、中指に起こりやすいです。
治療法は?
・筋肉が完全に断裂されていなければ、
固定をして治療をしますが、断裂して
筋肉同士が完全に離れてしまっている場合は
手術になります。