国际和平妇幼保健院(国際和平病院) 生殖医学中心
地下鉄徐家汇駅15番出口を出るとすぐに見える「国际和平妇幼保健院」1952年に設立された交通大学医学院附属の国立産婦人科専門病院。中国人に大人気の病院で、日本人の方も多く出産されています。こちらの病院で日本語の通訳付きVIP外来での不妊治療が最近スタートしました。ウェルビー(医療アシスタンス会社)会員が対象です。こちらの病院の生殖医療センター開設は2002年。今回VIP向けの環境がスタートしたとのことで、ウェルビーの協力で特別に上海すくすくスタッフが見学に行ってきました。見学に行ったスタッフからの情報を紹介します。上海での不妊治療を検討されている方の参考になれば幸いです。写真撮影は禁止のため文章のみの紹介になります。(一般の見学者は受付けていません)敷地内には6つの棟があり1号棟:総合受付、外来、入院棟、VIP階などがある2号棟:小児科・乳腺科3号棟:生殖医療センター4〜6号棟:教育施設などに分かれています。大きな病院です。1号棟一階は一般外来受付階になっていて、その奥にVIP階に上がるエレベーターがあります。このエレベーターに乗る前に病院職員から質問があります(予約があるか、用件など確認されます)エレベーター内にはスタッフがいて行き先ボタンを押してくれます。13階でエレベーターを降りると、円形のVIP受付カウンターがあり、その周りが待合室。患者同士の目線が合わないようにソファーが配置されるなど工夫があり落ち着いた空間となっています。受診は完全予約制で、曜日や時間帯によっては混雑することもあるそうです。和平病院担当のウェルビー社員、周さんが平日日中の受診サポートを担当。夜間や土日はウェルビーのスタッフによる通訳サービスが提供されるシステム。平日17時以降と土日の急患の場合、ウェルビースタッフが病院まで駆けつけ通訳、あるいは電話通訳となる場合もあります。13階フロアは半分が外来、半分が入院スペース。外来スペースには待合室の他に計測室、血液検査室、診察室、超音波室、取精室などがあります。外来スペースを産科、婦人科、不妊科でシェアしているそうです。不妊外来は水曜日午前中、婦人科外来は木曜日午前中のみ。VIP不妊外来に受診する場合、初診から一般検査までは1号棟13階で行われ、採卵・移植は3号棟の生殖医療センターに移動して治療が行われるそうです。2023年9月から改修工事が開始される予定で、工事が終了するまでの1年間は多くの医療サービスが上海市南部奉贤にある分院に移転されるが、一部は徐家汇で治療継続できるように検討中とのこと。奉贤の分院までは徐家汇から車で2時間ほどかかるとのこと。今後治療を検討される方は確認ください。病院自体はやや古いのですが日本の昔のホテルのような落ち着いた雰囲気があります。見学時に見た限りではVIPフロアも患者のほとんどが中国人のようですが、そんな環境の中、日本人専属通訳が常駐しているのはありがたいサービスです。通訳担当ウェルビー社員である周さんは和平病院の担当になって18年と経験豊富。中国の助産師の資格を持ち、さらに日本で出産した経験がある方で頼りになる存在です。以下は参考までに。前期検査費用(女性):3,500元前後人工授精:2,000元前後(1回)IVF:35,000元前後不妊の原因などにより治療費がプラスされます。治療や費用の詳細はウェルビーに確認ください。ホーム | WellBewww.wellbebroker.com