札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
今日は楽器の準備〜お箏編〜をご紹介したいと思います
楽器の準備 〜お箏編〜
1 カバーから出す
持ち運びするときはこの箏カバーに収納しています
2 ゆたんから出す
カバーの中は、ゆたんという布製のカバーに包まれています。
ゆたん(油箪)とは?
たんすや長持のカバーのこと。
いま、箪笥があるおうちも少ないですね
長持はさらにないでしょう
私もお雛様のお道具でしか見たことないです
3 立奏台を並べる
脚立形式の場合、
お箏の長さを見計らって
ちょうど良さそうな場所に2つ置きます。
ついつい遠くに置きすぎて、
乗せようと思ったら片方しか乗らない
なんてこともよく起こります
4 立奏台にお箏を乗せて琴柱(ことじ)を立てる
まず巾の糸(1番手前の糸)に巾柱(きんじ)を立てます
そしてそこから他の琴柱をひとつずつ
少し間隔を置きながら並べて行きます。
お箏の糸は強めに張っているので
糸をしっかり持ち上げて琴柱を置き
溝に糸をきちんと乗せますよ
音が分かる方は、
だいたいの音を耳で聞きながら
良さそうなところに琴柱を置いて行くと
次の調絃がとーーーっても楽です
5 お爪をつけて調絃する
指にお爪をつけて調絃です
その曲で指定されている調絃に合わせて調弦していきます。
音叉で基音を取るか、
チューナーで13本合わせてしまいます。
柱並びにもよりますが、低音から合わせて行きます
6 調絃を確認する
オクターブなどの同音がある調絃の場合は
必ずオクターブでも確認します
これで準備完了です
さぁ、練習しましょう
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を