桜堤 | 棚木猫の日々

棚木猫の日々

思い出し話し。

R6.4.2

 

桜堤が見たくてグーグルマップで探していると

良さげな所を見つけました

 

小倉川かっぱ広場

思川の流れる河川敷で静かな雰囲気

 

散歩がてら桜の開花を偵察してきました

 

駐車場には大きなかっぱの看板

 

 

河川敷の土手には桜並木が続いていました

 

開花状況は、残念ながら一分咲き

蕾をパンパンに膨らませて今にも弾けそうな勢い

満開の姿を想像しながら、静かな土手を歩きます

 

田んぼ側には菜の花が咲きはじめていて

時折、花の香りが風に乗って漂います

 

小倉川と河童 河童伝説の石碑

 

以下に要約すると

〔昔、思川(小倉川)が清瀬川と呼ばれていた頃に西方城のお侍さんが馬で川を渡ったところ、河童が表れて悪さをしたところを

取っ捕まえて処刑しようとしたら命乞いしてきたので、自分の名である”小倉を名乗るものには手出しするなよ”と脅して許してやった。以後川を渡るものは皆、小倉の名を名乗りながら川を渡ることでカッパの悪さが無くなった。そうしてこの川が小倉川と呼ばれるようになったと伝えられる〕

 

 

 

広場の奥には野球のグラウンドがありました

 

夕方近く、バッターボックスには小学生くらいの男の子

マウンドに立つ母親が投げた球をレフト前ヒット

転がる球を追いかけ拾っては投げるを繰り返す

練習に付き合う母親の姿はたくましく美しいですね

 

 

東武日光線が走る思川橋梁をくぐると

脇道に土筆が顔を出していました

 

 

堤防沿いの先にピンク色ののぼり旗が見えたので

気になって調べると”金崎の桜堤”で有名なようで行ってみました

 

 

金崎の桜堤(栃木市西方町)栃木の景勝100選のひとつ

 

コロナ禍により自粛していた桜祭りが今年より本格的に開催されるようです。

飾られた提灯も桜の開花を今か今かと待っています

 

ワンちゃんを連れた方やゆっくり歩くおじいちゃん

地元の方の散歩コースになっているようです

 

土手には水仙、アミガサユリが咲いてました

 

アミガサユリ バイモユリ(貝母百合)

 

 

川の流れを感じながら行き止まりで折り返すと

仕事帰りの若い外国人2人組が土手を駆け上がってきました

自転車を押しながら桜を見に来た様子でした

 

皆が待ちわびる金崎のさくらまつり

来週には満開の姿を見せてくれるのでしょう

 

 

おわり

 

 

豆知識 桜堤

(河川敷になぜ桜が多いのか。江戸時代に川の氾濫を防ぐ策として土手に桜を植えて花見客が自然と土手を踏み固めて氾濫に耐える地盤を作ったそうです)