南青山のビルのてっぺんで、箏を演奏してきた。
コンクリートに囲まれた場所なのだが、屋根がない。吹き抜け。空がみえる。空に溶けていく箏の音色。そのあまりに繊細な音を助けるがごとく、コンクリートやガラスの壁が増幅してくれる。
こんな素敵な空間で演奏できるのは幸せかもしれない。
この夏、また久しぶりに自然の中で箏を演奏する機会がありそうだ。
この感覚は、私はとても好き。
風の音、虫の音、澄み渡る自然の中で箏を演奏すると、私の魂も大地に溶け込んでいく。私の箏の音色が空高く駆け上がっていく。海を越えて届け、私の音色。
とまぁ、実際は、雨が降ってきて、部屋の中で演奏したのだけどね。
(残念)
写真は、リハーサルしてるときに、自分で撮影したもの。だから、私が写っていない!(みりゃわかる!)
花束の写真は、ライブお疲れ様でしたと、レッスンに来ている人がくれた。花瓶を探す前に、とりあえずそのままパチリ。
ふと、思い出した。
私が花をもらうと喜んで部屋に飾ってくれた人もいたなと。
ライブのあとなんて、部屋中が・・・フラワーショップ!
日に日に、減っていく花たちをみながら、最後までがんばるのはどの花だろうとか・・・そんなことをよく思っていたことを思い出した。
5月のライブのときに、アートフラワーなのかな?なかなか素敵な花束をいただき、いまは、STUDIOの入り口に置いてある。
なんだろう、出入りするたびに目に入るのね。
常に変わらない色で、そこにある。同じ姿でそこにいる。
それだけのことになんと安心することか。
人間てさ、容姿は歳とともにかわっていくじゃない?そしていつか死んでいく。誰にでも訪れる平等の事実。
でも、人間の心っていうのはどうなんだろう。
少なくとも私の心は、死ぬまで変わらない。多分死んだあともかわらない。生まれ変わっても変わらない。
変わらないのがいいことなのかどうなのか。
それは相手の受け取り方次第だと思う。
そう思うと、
「GAYOさんって変わっている」
「GAYOさん普通じゃない」
っていわれることが、なんとも思わなくなる。
「あぁ、この人は、私みたいな人に会ったことなかったんだな」
ってね(笑)
そんな小さなことを、出入りするたびに感じる。
「なんか私みたいだな、この花・・・」
18日の夜27時まで、六本木で飲んでいた。
私にしてはすごく珍しい出来事。
接待してもらったからというのもあるけれど、約8時間は飲んでいた。
ところが、朝起きてみて、頭痛もなければ、気持ち悪くもない。少しボーっとしているくらい。よく考えてみたら、飲んだ量は、ビールx3、焼酎x3、ワインx? だったけれど、8時間かけて飲んでるからね・・・。
そのくらい久々に楽しませていただいた。本当に、楽しかった。男二人で飲むなって感じだけど、男女問わず、飲んでいて楽しい人って素敵ですよね。
利害関係がまったくない人だったから、というのもあるけれど。
(あれ?それなのに接待?)
利害関係なくても、飲んでいて楽しくない人もいる。
なんでだろうね。
そういう人とは私は二度と飲みに行かないけどね。もちろん誘われないし、誘わないし。
また来年あたりに誘ってもらいたいものです。(一年に一回かい!)
私がやっと、目の前の演奏やらのスケジュールがあいた。いつもあいているけど、とりあえずせっぱつまってやるものがなくなった。要するに、やっとお休みにはいれると。時期のずれたGWだ。今日は東京雨。
今月中に、一つ大きな決断をして、書類を提出してくる。
というか、もう決断して、準備もできている。
私の最後の優しさからなのか、最後のWAITをこの週末にする。
多分、コンタクトなく、月曜日・火曜日・水曜日までには実行されるであろうことも予想している。そして多分そうなる。
だから、この週末は、のんびりと、楽しく過ごす予定。
箏の写真のそばにあるのは、5月の花です。
面白いな。4月からいろいろな人から恋愛相談っぽいのをされた。
私にしてどうするんだろう・・・。恋愛あまりしてない私に。
私はみんなに同じことしかいってない。
「自分がどうしたいか」
それだけ。自分の心に素直になって、それを行動や言葉にしていけば、それでいいじゃない。
行動できないとしたら、それも自分。できない自分を理解すればいい。
行動したいけどできないなら、できることから行動すればいい。
自分の想っていることは、相手に伝えないとね。
お飾りや体裁などは、排除して、伝えるときは、ちゃんと自分の心をそのまま伝えればいいの。みんながんばれ!
GAYO