この日は、「トリスタンとイゾルデ」というオペラを観にいきました。結局いったのです。午後の3時ころ、ちょっと立見席売り場をのぞいたら、もういっぱい並んでいた。なんと!
これは私も並ばねば。と思い、3時から並んだ。そして開演は5時半・・・。あれぇ。ひとりでいってるので、途中抜けることもできず。おなかがすでにすいている。
そして、はじまる。終わったのが10時15分。
7時間以上たっているのは、しんどいです。
休憩時間で座ったけれど、おなかもすいて、動く元気なし。
第二幕、なんでこんなに長いのだろうと思いつつ、ストーリーもなんとなくわかった。音がいいから、これは座ってステージ見ないで聴いているだけでもよかったのかもしれない。
とは、終わったあとに思った感想。
素敵な一夜のあと、実はエピソードあり。
さすがに疲れてすぐに寝たのだけど、夜中の3時に苦痛で目が覚める。なんだろう?と思ったら、人生初めて、脛(すね)の筋肉が両足つっていた。えぇぇ。どうやって治すの?
20分くらい、痛いまま、どうしたらいいのかわからず苦しんだ。このウィーン滞在で一番苦痛はこれだ!
年甲斐もなく、立ち見を二日続けてがんばった代償ですね。ちょっと懲りました。
そして本日15日。
今日は夜、楽友協会でブラームスのコンサート。
オランダの楽団がきているらしい。
誕生日プレゼントでチケットをいただいたので、いってみる。またもやピアニストの碓井さんにお会いした。
いろいろ会うたびに案内してくださるとても素敵な方です。
今日はしっかりバルコニーに着席で聴けました。
個人的には、一曲目のスメタナさんのがよかった。
ヴァイオリンの細かく長いメロディーにオーケストラがからんでくる・・・素敵ですね。
どことなく、自分の好きな、ホルストの木星の出だしを彷彿とさせる感じ。
2曲目は、なんだったのだろう。現代曲っぽい感じ?
そして休憩後、ブラームスの交響曲第四番。
本日の目玉らしい。
私はブラームスにもちろん傾倒深くないので、新鮮な気持ちで拝聴。素敵でした。指揮者がまた格好よかった。
うーん。
オペラよりコンサートのほうが、私の体力的にはちょうどよいのか?
コンサート前に時間があったので、ドナウ川にいってきました。寒くて・・・何もなくて・・・寂しいところでしたけど、この川は、昔からあるんだなと思いをはせると、格別な感じがします。そしてドナウ川の声が聞こえた気がしました。

写真1がドナウ川

写真2が本日のコンサートのポスター。斜めに入ってる文字は、チケット完売・・・らしい。チケットありがとう。

写真3はバルコニーのドア1のあたりから終演後に撮影。
GAYO