当ブログでは、
マスコミ業界で働く
コティマム&ジェイソン夫婦が、
業界"ナイショ話”と共に
「言葉の使い方」や
知ると面白い「なるほどネタ」を
プロ視点でお届けします
妻・コティマム。
フリーランスライター
元テレビ局芸能記者
業界歴17年
夫・ジェイソン。
現役キー局ディレクター
業界歴20年
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こんにちは
夫のジェイソンです
今回は
迷惑かけるマスコミ
について。
まずは、
記事を引用させていただきます。
↓
スポチニの記事
石川県珠洲市の酒造会社のHPに
記載されたメッセージが↓
マスコミの皆様へ
「無断で敷地内並びに社屋への侵入を
された方がいます。
許可なく宗玄酒造の敷地内（駐車場含む）
への立ち入りは控えていただきますよう
お願い申し上げます。
今後、同様な事象が起きました場合は
しかるべき処置を講じることといたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます」
これをやった記者は
どんな気持ちで取材に
当たっていたんだろうか。
とにかく取材をしなきゃ
何かネタをあげなきゃ
被災者感情を無視して
自分よがりの仕事を
したのではないか？
被災地取材をするにあたり、
マスコミは細心の注意を払います。
当然です。
家族が亡くなった方
家を失った方
持病と闘っている方
乳飲み子を育てる方
被災者はそれぞれ
想像を絶する苦境に立たされています。
マスコミがゾロゾロと
入り込むだけでも
嫌な思いをする方が大勢います。
我々は現地入りする前に
できるだけその状況を理解しようと
想像します。
実際、現地へ行かないと
分からないことがありますし、
想像を超える状況にも出くわします。
実際現地では、
被災者に寄り添うことを念頭に
取材を遂行し、
｢被災地のリアル｣を
世に伝える。
これが、
マスコミの使命であり
我々の仕事です。
人の不幸をネタに飯を食うマスゴミ。
そんな風に言われることもあります。
じゃあ、誰がこの現状を伝える？
どっかの人気インフルエンサーが
善意の行動を取ったとしても
それが伝わるのはほんの一部。
やはり、災害時において
マスメディアの情報は重要です。
現場の我々は
状況を正確に迅速に伝えることを
全うします。
なので、
今回の事案のように
被災者に迷惑をかけるどころか、
被災者を怒らせ、
さらに｢火事場泥棒｣も横行する中
住民をも不安にさせる行動は言語道断。
一生懸命責務を全うしている
他のマスコミへの冒涜です。
これをやらかした社は謝罪しろ。
そんな気持ちが
こみ上げた記事でした。
妻・コティマムの
ワーママ日常ブログはこちらから↓
「2児ワーママのカオスな日常
～アラフォーライター狼狽譚＆たまの贅沢～」
