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コティマム&ジェイソン夫婦が、
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こんにちは
夫のジェイソンです
今回は
絶対絶命シリーズ
~牛食い熊の追跡取材~
について。
2020年秋
名古屋から東京に戻ってきて
最初に所属した番組が
フジテレビの
ワイドショー番組でした。
いつものようにネタを探していると、
ある記事を発見。
見出しには。。
お
や
!?
ばぁちゃんが住む街じゃないか!
しかも、熊が出没した中学校は
ぼくの母、叔父、いとこ、姪など
一家が通っていた学校だ。
ばぁちゃんが住むエリアに
ヤバイ熊がいる!
すぐさま
ペライチの企画書を
作成して会議に提出。
企画は通り、
土地勘のあるぼくが
取材に行くことになった。
いとこの夫の先輩が
猟友会に所属していたため、
交渉し取材させてもらうことに。
翌日
🚄 🚄 🚄
東京から新幹線と高速バスで4時間。
山あいの集落で猟友会O氏と落ちあった。
猟友会が仕掛けたオリや、
荒らされた果樹園、
スイカ畑に残るデカイ足跡など
熊の痕跡を取材。
仕掛けのオリに
熊はかかっていなかったが、
猟友会が仕掛けたカメラには
ゴツい熊がバッチリ映っていた。
その夜、
宿泊代を浮かせると言う名目で
ばぁちゃんちに泊まらせてもらった。
久々の再会を喜んだ。
が、それも束の間。
地獄が待っていた。
午後8時
取材した映像素材をパソコンで伝送。
その間に、
撮れ高を報告し原稿を書く。
深夜ー
地獄が始まったー。
ぼくがフジテレビを嫌いになった
大きな原因となるチーフのU氏。
こいつを一言で言い表すなら•••。
「大した能力でもないのに自分以外みんな雑魚視おれ絶対主義
全人類見下し時代遅れ古典オラオラパワハラ大魔王齢37」。
午前1時から
何度も
何度も
何度も
電話が
「原稿全然面白くないすね」
「一番の撮れ高は何ですか?」
「ひきのあるナレーション書いて
もらえますか?」
「もっと気合い入れて
もらっていいですか?」
「一年目じゃないんだから」
「わざわざ秋田に行ってるんだから
魅力的な原稿書いてくださいよ」
「絵解きって意味わかります?」
を、ネチネチと
ずーーーと文句言ってきやがる。
ネチネチ
↓
原稿直す
↓
ネチネチ
↓
原稿直す
が、午前4時まで続いた。
そもそも、こいつのこと
嫌いだったので、
ぼくは、途中から
「はぁー•••、わかりましたぁ」
と、全否定され凹んでいるので
リアクションも薄くなる。
すると、
「大した能力でもないのにおれ以外みんな雑魚視おれ絶対主義全人類見下し時代遅れ古典オラオラパワハラ大魔王齢37」は、
「不貞腐れないでくださいよ」
だって。
(ーーー無自覚は罪深いよなぁ。。)
このとき、
満点の星空を見ながら
こう思ったのを鮮明に覚えている。
「こんなキレイな星空の下で
今、こんなに凹んでいる奴
この街でおれ一人だけだろうなー」と。
しかし、
ヤツはたたみかける。
凹んでいるヒマはない。
そして休むヒマもない。
このあとの
日の出時間に合わせて
熊に襲われた牛がいた
牛舎を取材してこい、と。
別名、
「奴隷どもの労はねぎらわないメンタル体罰者齢37」
〝絶対絶命〟事件は
このあとだった!
食い殺された牛の
現場への取材の道中。
仕事人生で一番の
絶対絶命な
場面に追い込まれる!
かっぱらった車で!?
霧深い山道で遭難!?
山奥に取り残される!?
まさに、
お、
終わった•••
つづく!
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