当ブログでは、
マスコミ業界で働く
コティマム&ジェイソン夫婦が、
業界"ナイショ話”と共に
「言葉の使い方」や
知ると面白い「なるほどネタ」を
プロ視点でお届けします
【登場人物】
こんばんは
妻のコティマムです
先日、
夫・ジェイソンが
「冨樫義博展」にちなみ、
常用外漢字について書きました
◎ジェイソンのおはなし↓
◎冨樫展についてはこちら↓
常用外漢字は基本的に
常用漢字に直しますが、
例外もあります
取材相手となる人物や企業に
確認をとって、
「そのままの漢字で使ってほしい」と
言われればそのまま使います。
また、その常用外漢字で
すでに認知されているものは
そのまま使うことが多いです。
ジェイソンの例では
まさに冨樫先生や
髙島屋などが出ていました
これは媒体によっても
扱いが変わります
ジェイソンは、芸能人の
「髙嶋政宏や山﨑賢人も
そのまま常用外漢字を使う」と
書いていましたが、
コティマムの媒体は違います
と、いうことで今日は、
ちょうど最近
私が書いた原稿があるので、
それをもとに解説します
言葉解説
常用外漢字の著名人の名前を
常用漢字で書く場合は、
文末などに注釈を入れます。
例∶山崎賢人 ※山崎の崎はたつさき
まず、こちらの原稿を
ぜひ見てみていただきたい↓
◎アトムの童 ドラマ原稿
こちらは、
私が普段書いているドラマ原稿です↑
TBSの「アトムの童」。
実はドラマ原稿を
ブログで紹介するのは初めて
プライベートブログでも
ドラマ原稿は
紹介したことがありません。
この原稿は編集部名義で
私の署名はありませんが、
実は毎週、「アトムの童」の放送後に
↑このような原稿も書いています
他のドラマも担当しています。
ドラマの内容と、
それに対するSNSの反応が載った
ニュース記事を目にしたことは
ありませんか?
まさにアレです
近年増えている記事のスタイルで、
取材なしでも
ドラマとSNS反応を見れば書ける
いわゆる「コタツ記事」ですね(笑)
ただ、芸能・報道媒体の場合は
各局からドラマ情報や資料、
オフィシャルの場面写真が届きますし、
ドラマ制作発表会見なども
取材に行きますので、
場面写真を使ったコタツ記事が
書けるわけです
※ドラマ原稿についても
いろいろとネタがあるので、
また追々説明します
そして、
本題の常用外漢字。
原稿を見ていただければ
わかりますが、
私は冒頭で↑、
「山崎賢人」と
常用漢字を使っています
そして、文末に
「※山崎賢人の『崎』の
正式表記はたつさき」
と入れています。
これは媒体によっては
もっと簡単に
「※山崎賢人の崎はたつさき」
「※崎はたつさき」
と書く場合もあります
ジェイソンはテレビ局ですので、
原稿は書くけれども
文字や文章は
映像の中でのテロップ表記として
載りますよね。
割と常用外漢字をそのまま
いかすことも多い印象です
一方で、webニュース記事や
新聞、雑誌は常用漢字に
直すところが多い気がします
私が今執筆している
「ENCOUNT」や
昔働いていたテレ朝のウェブなどは
常用漢字に直しています
と、いうことで、
ニュース記事での固有名詞や
人物名の漢字、
注目してみくださいね
「こんな人物も
漢字を直してるよ〜」というのは
また追々お伝えしていきます
妻・コティマムの
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「2児ワーママのカオスな日常
~アラフォーライター狼狽譚&たまの贅沢~」