「悪意のない泥棒が一番タチが悪い」の件 | toriですが、後ろ向き時々前向き

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飽き性男のつまらん日記

【加筆します】

4/8配信の『令和の虎』の『「嘘の上塗りすんな」男の発言を不快に感じる虎たち。ハンドメイドのクロモリ自転車工房「SUNNY」を開業し 素晴らしさを広めたい』で、マネーの虎のうどんの回を引き合いに出されていて思い出しました。

 

むかし『マネーの虎』というテレビ番組がありました。

これはネット番組『令和の虎』の前身となった番組で、自身の始める事業のお金を出してほしい志願者が、虎に向かってアプローチをするドキュメンタリーで画期的な番組でした。

『うどん屋を開業したい』という志願者が出た回は後に長く語り継がれる驚くべき内容でした。

「毎日うどんを作って練習している」「子供が知的障害児」と感情性と同情論で、陳腐な事業計画書を持って現れた志願者に、虎たちは怒り狂って罵詈雑言。

虎の1人の高橋がなり氏が

「本人が気が付いてないけど泥棒。このレベルは。30過ぎた親父が泥棒です。100%返ってこないから。」

「あなた資格ない。気が付きな、自分の能力ってものを。」

「人からお金をもらうってことはそんな能力じゃ泥棒になっちゃうんだよ」

「悪意のない泥棒が一番タチが悪い」

と言い放って離席。

 

 

 

久々に「悪意のない泥棒が一番タチが悪い」を思い出す体験しました。

 

今まで普通のサラリーマンなら首をくくるくらいの金額を騙し取られたことがありますが、まさに騙す気があった相手の方がわかりやすくてずっと可愛げがありますが、悪意のない泥棒が一番タチが悪い

 

★流れ

●『病気で通院費がかかってお金が足りない』

→現金の手渡し+Paypayで一日の送金上限額10万円を何度も送金

 

●『手術が必要だけどお金が足りなくて出来ない』

→現金100万円を手渡し

実際は手術はしていない

 

●『イベントを開催するのにお金が足りないので出来る範囲内で支援してほしい』

→確かに「遠慮はしないでほしい」「見返りは求めない」「かなり前もって言ってください」とは事前に言っていますが、本来最低限の生活を送ってもらうために通院費を支援する目的だったのに、目的が完全に違ってきている。お金がないのに開催って?しかも金額も書いてこないしどんぶり勘定すぎてあきれ果てる。これが最後になるし、せいぜい10万円くらいかなと思いながらも返さなくていいからと50万円を手渡し。黒字になるイベントになると強調される。

 

しかし更にイベント直前になって

●『経費がまだ足りないから支援してほしい』

→税務調査や税理士に口座の出金意図を聞かれると困るので、今まで「お金が必要なら絶対にかなり前もって言ってください」「口座間の移動は出来ません」と散々言った約束を破られる。ギリギリになって断れない状況に陥って、仕方なく「芸名と本名が一緒なら」と譲歩して承諾するが、送られてきたのは全く違う口座名義人。

日にちがないので仕方なく銀行口座から50万円送金。イベント日に20万円手渡し。最初の要求の「出来る範囲内で支援」とは全く違います。

 

●イベント後に『イベントはこれで終わりではなく、お世話になった方にお礼に行きました』と書かれている。

→わたしにはお礼のメールさえ送られて来ず。今年もわずか1ヶ月の短期間で120万円も引っ張られました。収支報告もなしで状態として収入はなかったことになっています。

 

 

 

人は自分の身の丈に合った生活をして、やりたい事も欲しい物も制御しています。それを満たす為に、赤の他人を巻き込む真似はしません。その一線を越えたらそれはもう信用されなくなるのは当然。金銭を要求するなら経費の内訳も自分から出すべきです。

 

いつも「最後まで諦めたくない!!!」「涙が出てきました」という自己陶酔に浸っている方で、悪意を持たずにお財布にされたのでしょう。

『わたしは大変な体なのにがんばってる~応援して~』的なことで他人に散々大迷惑をかける方と関わることはありません。

同じ目に合う方がいないことを祈るばかり。

 

 

今回のことで「悪意のない泥棒が一番タチが悪い」を思い出した件でした。

 

 

 

★これを公開した日にようやくメールが着ました。「少しずつ返していきたい」「返金先の口座を」としていますが、「口座間の移動は出来ません」と伝えていることから最初から口座を教えるわけがないと分かってて言ってる。ではイベント収入は誰がどこへ持っていったのか不信感しか残っていません。